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「宮S」見ました~♪  ~韓ドラを語ろう!(23)~ [韓ドラを語ろう!]

宮S~Secret Prince 「宮」に嵌り込んでいた私ですが、
 気になっていた「宮S」の方も見ることが出来ました。
 韓国では2007年1月~3月までMBCにて放送。
 日本ではM-net、そして現在はBSジャパンで放送中。
 セブンのドラマ初挑戦、そして「宮」の続編かどうかということで
 物議をかもし出し、
 (結局、「宮」の続編ではなく、独自のドラマとして放送。)
 放送開始前から何かと話題になっていたこのドラマ。


主な出演
イ・フ役(SE7EN)・・・皇室直系の血筋ながらその事実を知らずに中華料理店の配達員。
             入宮後は女帝ファインの後継者争いをイ・ジュンと行うことになる。                 
ヤン・スニ役(ホ・イジェ)・・・皇室の女官研修生。宮で再会したフとは小学校の同級生。
イ・ジュン役(カン・ドゥ)・・・皇位継承順第一位だったが、フの登場によりその座を争うことになる。
シン・セリョン役(パク・シネ)・・・政界の権力者を父に持ち、皇太子妃になるという野望を持っている。
ファイン役(ミョン・セビン)・・・韓国初の女帝。自らの後継とすべく、フを皇室に呼び寄せる。

自分が皇族の血筋(父親は既に亡くなっていたが皇太子で、五年前に死んだ母はその妻だった)とは知らず、
中華料理屋の出前持ちのフ(SE7EN)は、宮廷からの使者により入宮することとなる。
天涯孤独だったはずの彼は一夜にして宮の住人にして、皇帝の従弟であり皇位継承順第一位となった。
慣れない生活のなかで、思いがけず再会した小学校の同級生スニ(ホ・イジェ)が
女官としてフの身の回りの世話をする。
何につけつい喧嘩ばかりのフとスニ。主従関係ではあるけれど、同時に友人でもある。
そんな二人にほのかな恋心が芽生える。
フとともにファイン陛下(ミョン・セビン)の後継者争いをするのは、はとこにあたるジュン(カン・ドゥ)。
彼は宮廷内で権力のある父親から将来皇帝になるべく教育されていて、
その資質は充分だと周囲の評判も高い。
後継者指名への皇室内外の様々な圧力によって、ファインはフとジュンを5つの課題を競わせ
勝敗を決することで納得させることに。
ジュンは女官であるスニに恋心を抱き、フとは後継の座だけではなく、
愛する女性の心をも争うことに...。
フとジュンの後継者争いに渦巻く陰謀に翻弄されながら、二人の対決が続く。
そして、恋の行方はいかに?...。


ひとことで言えば、意外に面白い!(笑)
「宮」を見ていなければもっと面白いと素直に感じたんだろうなーというのが実感。
続編じゃないといいつつも、ドラマの構成も音楽もとても似ていて
比較するなと言う方に無理があって、ついつい比べてしまうというのが偽らざる心情。
それならば・・・いっそ素直に(?)比較を交えて感想を。(笑)
(以下ネタバレありなのでご注意ください。しかもチョイ長め...。^^;)






●イ・フ ~一般ピープルから皇室の一員へ~

セブン演じるカン・フ(後にイ・フ)は、ある日突然皇室から使いがやってきて、
彼は自分が皇室直系子孫であると知る。
そして皇室に入り皇位継承争いへと続くわけなのだけど、
「宮」でチェギョンが皇室入りすることや宮での慣れない生活への戸惑いを強く感じたのに比べて、
彼にはそういった新しい世界への懼れというものをあまり感じない。
もともと「男は顔」とルックスに自信をもっている若干ナルシストなフ。(笑)
持ち前の明るさと自由奔放さが魅力なのだ。
チェギョンとフは同じような境遇のようでいて、実は全く違う。
チェギョンは家族の愛情に包まれて育ち、フは母を亡くしながらも明るく生きてきた。
宮に入ることはチェギョンにとっては大好きな家族から一人離れて暮らすことなのに対し、
フは一人きりだった生活が(勿論、仲のいい友人や店の主人はいるけれど)、突如として
親族が現われ、その人たちと暮らすことになった。
だから、彼にとって入宮することは決して悲しいことではなく、むしろ喜びの方が大きかったのだろう。
慣れない宮での生活に苦労しているという風にはあまり感じられない分、
フがとても軽薄に写ってしまうのが少々残念かも。

王子役としてのSE7ENは韓国で演技力という点で、厳しい評価をくだされたようだけれど
私にはまずますと映った。
クールで皇太子然としていた「宮」のシンとはまた違った王子像を見せたのでは?
決定的に違うのは当然生い立ち。
幼い時に皇太子となりその教育を受けて生きてきたシンに対し、
フは普通の生活を送ってきたわけですから。
将来継ぐかもしれない皇位の座の重さや意味もわからないまま
流されるように継承争いに突入するけれど、5つの課題に取り組みながら
更に、彼だけが抱える疑問と苦悩によって、確固たる決意を持つようになる。
その辺りからのフの表情に、徐々に王子としての資質を感じさせてくれる。
新しいことに挑戦する姿は、伝統を受け継ぎ堅実であると同時に新しい何かを求める...
それは、ある種、理想の未来の皇帝像かもしれない。
フが、positeve thinkingな人物であるということに加えて、やはり、
本来刷り込まれているDNAによるものなのだろうけれども、ともかく、
ドラマ後半からは、王子としての風格を徐々に増していく。
ただし、先にあげたように、フという人物の生い立ちとその性格故に、
ドラマ前半の新しい生活への戸惑いという部分の希薄さが、
後半の変化していったフの姿へのギャップを小さく感じさせてしまったように思う。


●ヤン・スニ ~シナリオの甘さが大きく影響~

ヤン・スニ(ホ・イジェ)というヒロインの魅力を充分に見せないうちに(感じないうちに)
気がつくと二人の王子に愛されてしまった・・・という感がある。
ドジでマヌケだけど純粋で...というだけではちょっと納得し難いかも。(苦笑)
彼女はチェギョンと違って、結婚していないし、実際結婚するのも難しい女官という立場。
フとジュンに仕える身でありながら、時には友だち、時には女として、そして当然女官として
振る舞い接するわけで、そのときそのときによって彼女が見せるその表情と心情が
どんな立場なのかを表現するのはとても難しいこと。そしてそれを的確に感じ取ることもまた同じ。
更に、このヒロインに共感しにくい大きなワケが実はある。
それは、フがスニに心惹かれるところの、ラブロマンスの部分の
一番肝心なところの描き方が弱すぎる点。これは致命的なミスとも思えるのだけれど...。
もちろん、人を愛するのに理由なんかないのだろうけれど、二人の恋を応援したくなるような
胸がキュンとなるシーンがなくては寂しい。^^;
同級生で初恋だったからというだけじゃなく、フの心に響いたスニの”何か”というところを
まずは見たいと思うのは欲張りだろうか?
そういう点ではむしろ、ジュンがスニに惹かれていく過程の方がよっぽど丁寧に描かれていて、
それはそれでいいのだけれど、ならば、肝心のフの方は?となる。
スニを演じたイ・ホジェの問題ではないところでヒロインが損をしている気がしてならない。
顔をあわせればケンカばかりというシチュエーションが似ているだけに、
シンがチェギョンにだんだんと惹かれていく姿が印象的な「宮」と、このドラマの違いは大きい。


●イ・ジュンとシン・セリョン ~セカンドヒーロー&ヒロインの好演~

このドラマの出演俳優陣の発表当時は、何の期待も持ってなかったイ・ジュンのカン・ドゥ。
けれども、ジュンが表向き見せる時期皇帝たる資質充分な雰囲気と
その内側に潜む彼本来の素顔や父親との葛藤に悩む姿、そして、
ロボットのように感情を見せないでいた彼がスニを愛することで違った表情を見せるのもすごくいい。
彼はシンに対抗するユルと同じ立場なのだけれども、その役割を存分に果たしたと思う。
スニを巡っての対立もさることながら、後継者争いの競い合いは、
このドラマならではの大きな核となっているようなので、
基本路線はジュンという人物を悪者とはせずに(悪者はあくまでも別)
ストーリーを展開させていくところは気に入っている。

そして、皇太子との結婚を望み、韓国のファーストレディの座を狙う
自信家で野心家のパク・シネ演じるシン・セリョン。
ただの高慢な女の子ではないという部分と更に、初めて本当に人を愛することを知った
可愛い部分も見せてくれる。
このあたりは、演技経験が少ない他の3人とは違い本当に上手い。
「天国の階段」や「天国の樹」での涙とはまた異なる、成長した涙の演技だなーと。
ともかく、この二人の存在が物語を面白くしているといっても過言じゃないでしょう。



●女帝 ~陰謀渦巻く皇室~

韓国ではじめての女帝という設定が、「宮」の場合の
最終的にシンの姉ヘミョンが皇位を継いだという点とオーバーラップするものがあるけれど、
このドラマではその地位の儚さ(危うさ)を強く見せている。
なんせ、物語の第1話から皇室を貶める陰謀に満ち満ちている。
その中心となるジュンの両親の存在は大きく、又、
皇室、宗親、政界それぞれの思惑とあいまって、このドラマが、
一般の男の子が皇位を継ぐという単純な物語ではないというところを感じさせる。
他方、ファイン陛下自身のロマンスを描くことは、皇族という特別な人たちであっても
結局はただの人間なんだということを見せているのかもしれない。
人の心を動かすのは法度ではなくやはり人の心・・・。そういうことだろうか...。



最後に、ミーハー心を前面に出せば、SE7ENとてもチョア!
劇中バカにされていたちょっと厚めの唇もセクシー♪
韓国では視聴率が低く、精神的にかなり参ったようだけれど、
また違う作品で出会いたい。








 


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コメント 4

かのかの

パンプキンさん、久々におじゃまします。
『宮S』はBSジャパンで始まる前に、宮1.5に付いていた1・2話を観ていました。その時の私の感想。
「SE7ENって、かっこいい~!」。あの力の抜け加減や顔も好みです。
彼を深く知らなかったのですが、なんとも魅力ある人ですねー。

そしてもう一つ。女皇帝役のミョン・セビンさんがとても好きなタイプ~!
彼女の登場シーンで、フと一緒に息をのみました^^
なんて品のある…。最近、プライベートで彼女は結婚されましたが、
その結婚衣装での写真が本当に本当にきれいで、今までそんなことしたことなかったのに、思わず、PCに保存しちゃいました^^
あのお顔立ちも雰囲気もとても好き~。
韓国には私の知らない俳優さんたちがまだまだいるのですねえ…。
ドラマ自体は、世間での評判よりもおもしろいと思いました。
ただ、BSジャパンで3話から続けて観るはずがなぜか観ていない…。
おもしろかったけど、先が気になるって気持ちになれなかったせいかなあ。
でも、パンプキンさんの記事を拝見して、俄然観たくなってきましたよ^^
ただ、フ演じるSE7ENが、フがなぜヤンスニに惹かれていくのか理解できないって、演じながらも迷っていたっていうのをどこかで読んで、
パンプキンさんの書いていることとつながるなあって思いました。

ジュンの彼は、なんとパッとしない(失礼)ひとって思いましたが、これから深みを見せてくれるのですね。彼の背負っているもの、切ない系で気になっちゃうかも。(彼の母役がサムスンのジノン母秘書さんで笑えました。
相変わらずミステリアス^^)
by かのかの (2007-09-13 10:40) 

パンプキン

かのかのさん、こんばんはー。^^
私もSE7EN、カッコイイじゃんと素直にそう思いましたよ。
まあ、以前から彼のアゴのラインがとっても好きでしたから、
彼がドラマ出演とあっては、是非見たい!そう思っていました。

「宮」から受けたインパクト(もし、韓国に皇室があったら・・・という仮定にもとづく宮の世界)があまりに強いので、
平たく言えば二番煎じということになってしまって
最初から高いハードルを飛ばされてしまったようなところはありますよね。
そういったことも含めて、比較的冷静にドラマを見たつもりですが
おっしゃるように、評判ほど悪くないドラマだと思います。
続きが気にならないというのはちょっと致命的ではありますが(笑)
要は1・2話では「つかみはOK」ではなかったということですよね?
SE7EN君の雰囲気も徐々に”らしさ”をよりかもし出していきますので
機会があれば3話以降もご覧になってみてください。

かのかのさんが、SE7ENがの気持ちを書いてくださって
私自身も少々驚きましたが、私が感じていたことは
彼も感じたことだったんですね。
演技の経験がそれなりあったならば、シナリオにはない部分をもカバーして演じていけるのかもしれませんが、本格的な演技が初めての彼には
その役柄にまっすぐに入り込むだけの設定が必要だったのかもしれませんね。^^;

ミョン・セビンさんは、クォン・サンウと「太陽に向かって」、リュ・シゥオンと「ウェディング」などに出演しています。が、この「宮S」での彼女が
それらより毅然としてすごくいいと思います。^^

ジュンは正直、決してイケメン君じゃないですが、
このドラマではフが見せる切ない思いの表情よりも
彼がそういった表情を浮かべるシーンが多いと感じるほど
なかなか重要な役だったと思います。
>母役がサムスンのジノン母秘書さんで笑えました・・・
そうでした! いやぁ~あのお母さん、どっかで見たなーと思いつつも
全く思い出せませんでした。
ありがとうございます。^^ とてもスッキリしました。(笑)
by パンプキン (2007-09-13 20:50) 

パンプキンさん、ご無沙汰です~
ブログにログインしたのも久々なワタシです・・・

「宮S」日本でやってたんですねー
韓国人の友達に「宮」面白かったって話をしたとき、
「宮S」はイマイチって聞いていたのでちょっとがっかりしてたのですが、
パンプキンさんのあらすじ読んで、
いまだに「宮」観て楽しんでるワタシとしては、観たくなってきました^^
by (2007-09-17 13:05) 

パンプキン

na-varmeer さん、こんばんはー。^^
お久しぶりです。
確かに「宮S」は「宮」と比べれば、
ストーリー展開等見劣りはします。
主人公達の感情の変化の表現が甘いかもしれません。
セブンの演技は私的には何ら問題はないと思いましたが、
韓国語が母国語ではないから..というのもあるかもしれませんね。
ただ、まあ比べればそうなんですが
言うほどヒドクはないですし、
セブンの王子っぷりもなかなか素敵に映ったのは本当です。
観て損はないと思いますよ~。(笑)
あとは好き嫌いの問題ですもんね。
私の知人には「宮」が大好きすぎて、「宮S」は見る気になれないという方がいますが、それもアリですよね。
私は見てよかったと思ってはいますが...。^^
by パンプキン (2007-09-17 21:11) 

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