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「宮 ~Love in Palace~」第22話 [宮~Love in Palace]


宮 ‾Love in Palace BOX 2[日本語字幕入り] もしも、今も韓国に王室があったなら・・・
 伝統としきたりを重んじる雅な世界で、
 
 もがき、苦しみ、今を生きる若者たち...。
 
 
第22話「 秘められた過去 」
  をおおくりします。 (いつものようにネタバレの長文です。^^;)

 
 



※テレビ東京の放送は、”ほぼ”ノーカット。(
レビューの訳はテレビ東京のものです。)

 <太皇太后の部屋>
前回の続き
ユル:「一度も、いとこの妻だと認めたことはありません。慕ってきました。」
一同、驚きと落胆にも似たような表情を浮かべる。皇太后も申し訳なさげに下を向く。

<太皇太后の部屋の外の廊下>
廊下にはひとりたたずむシンの姿。
ふと視線を横に移すと、そこにはかつての幼い頃の自分(シン)の姿が見える。(シンの過去の思い出)
今のシンと同じように、浮かない表情でポケットに手を入れて柱にもたれ掛っている小さなシン。
すると廊下の奥から男の子が現れ小さなシンは「ユル! ユル!」といってその男の子に駆け寄った。
その男はかつての小さなユル。彼は
はそばに駆けてきたシンの頭をこずいて「こいつめ。”ユル”じゃないだろ。”皇太孫殿下”と呼べったら。」
小さなユル:「言ってみろ。」
小さなシン:「皇太孫殿下。」
小さなユル:「今度”ユル”と読んだら許さないぞ。」 
かつてのユルとのそんな会話を思い出していたシン。

<太皇太后の部屋>
太皇太后:「大丈夫だ。義誠大君、続けよ。」
ユル:「本来は、僕の許婚(いいなずけ)です。父上が生きていれば、僕の妻になったはず。」
皇后:「義誠大君、それは過去の話。今は皇太子妃だ。」
ユル:「皇室の秩序を言われれば返す言葉もありません。皇太子の座と同じように妃宮様への思いはどうにもなりません。」
皇太后:「(ユルに)おやめ。(皆に)申し訳ありません。妃宮への同情から理性を失っているのです。私が言い聞かせます。」
皇后:「言語道断です。」
ユル:「(皇后に)思いどおりにならないのが、縁だとおっしゃった。(睨む皇后)決意次第でその縁は捨てられると。でも人生を懸けられるなら、その人にとって縁は選択ではなく運命です。真実を話しました。妃宮様をお部屋に。」
皆がユルを見つめる。
皇帝陛下:「妃宮を皇太子妃殿に連れていけ。」と。
ユルは立ちあがりひとり部屋を出て行く。

ユルが部屋を出ると廊下にシンが立っていた。
シンをチラッとみて歩いていくユル。
そして、次の場面、ユルのむなぐらをつかむシン。睨みあうシンとユル。
ユルの胸元をつかんでいたシンの手が緩む。
シン:「何が望みだ?」
ユル:「しきたりを壊すと言ったろ。」
シン:「よく聞け。しきたりは皇室を守る力だ。たとえ足かせでも、それを守るのが宿命だ。」
ユル:「お前はしきたりを守れ。僕は捨てる。お前に僕の気持ちは分からない。あきらめることを先に学ばされた。望んでも何も手に入らない。だからいつも心を閉じた。でも彼女は・・・心を閉じても入ってきた。どうしても彼女が欲しい。」
シン:「いくら欲しくても、彼女は僕の妻だ。」
ユル:「(口元に笑みを浮かべ)認めたことはない。」
シン:「イ・ユル! お前のためだ。」
ユル:「僕もそうさ。」
シン:「何だと?」
ユル:「このまま彼女を失ったら、僕は永遠に希望を失う。すべてを捨てても手に入れる。お前は彼女を放して皇太子の座を守れ。僕は彼女を取る。」(M-netの訳:君は皇太子でいろよ。そのかわり彼女を自由にしてくれ。僕は皇太子をあきらめる。)
シン:「タダで済むと思うか?」
ユル:「覚悟してる。」

<”席藁待罪”中のチェギョン>
疲れ果てて、ついに手を前についてため息のチェギョン。
ふと見上げるとそこにシンがいる。
チェギョン:「来てくれたの。」と。
「チェギョン」と声をかけたのはユルだった。
チェギョンはその瞬間、自分がみたシンは幻想で、実際にはユルがきたのだと分かった。
チェギョン:「(寂しそうに)ユル君」と。
ユル:「陛下が帰れと仰せだ。行こう。」
ユルはチェギョンを抱きかかえるようにして立ち上がらせ、彼女を支えるようにして歩かせ廊下に出た。
そこにシンがやってきた。ユルとシンを見るが目をそらしその場に立っている。
ユルがチェギョンをかかえるように腕をまわし歩き出すが倒れそうになるチェギョン。
ユル:「大丈夫?」と。
シンが慌ててチェギョンのそばに寄り「僕が...」と。
チェギョン:「頼んだ覚えはないわ。(シンの手を払うように腕を動かした。)ユル君、私を送って。」
ユルはシンを見つめながら「行こう。」と。そしてチェギョンの部屋に向かう二人。
シンはその場にひとり残された...。

<チェギョンの部屋>
尚宮たちに世話されてベッドに寝かされるチェギョン。
ユルが入ってきて、尚宮は退室する。
チェギョン:「ありがとう。」
ユルはベッドの足元の方にあるイスに腰掛け「チェギョン、僕、陛下たちに・・・今度話すよ。」
チェギョンの疲れた様子にそう言うユル。
チェギョン:「わかった。」
ユル:「何を聞いても、理解してくれ。」
チェギョン:「それ、どういうこと?」
ユル:「行くよ。」そう言ってチェギョンの部屋をあとにする。
不安そうな表情のチェギョン。

<茗禪堂>
改修の決まった茗禪堂は置いてあった物が全て出されて空っぽの状態。
そこに皇帝陛下がひとりでたたずんでいる。
ユルの言葉が浮かぶ。
ユル:「認めたことはありません。慕ってきました。」
そして、かつて兄が自分に話したことをも。
兄の言葉:「ヒョン(自分のこと・現皇帝陛下)、私はなソ・ファヨンを以前からずっと慕ってきた。映画で初めて見た時、心臓が止まりそうになった。その彼女が私の妻になった。本当に幸せだよ。(笑)」
ユルと兄の言葉を重ね合わせる陛下。
皇帝陛下:「悪縁が悪縁を招くと、兄上はご存知でしたか?」

<チェギョンの部屋>
眠っているチェギョンの顔に触れようとして、躊躇し触れられずにいるシン。
ベッドの片わらに座り、そして「なぜだ。なぜ、あんな・・・」と。
チェギョンが寝言で「連れていって。ママ、私も一緒に。ママ、連れていって...」
そんな彼女を見つめるシン。

<皇后の部屋>
皇后:「一体、義誠大君はどういうつもりなのです? 妃宮を慕っているなどと。」
皇太后:「よく言い聞かせるので心配には及ばない。」
皇后:「聞くとお思いですか?」
皇太后:「義誠大君は19歳だ。頭より心が先に動く年頃だ。理性より感情が先走る。」
皇后:「義誠大君の支持が高いとはいえ、皇帝にはふさわしくないようですね。」
皇太后:「今何と?」
皇后:「違いますか? 皇帝には感情を抑える冷静さが必要です。義誠大君にはそれがない。」
皇太后:「(そっぽを向いて)・・・。」
皇后:「(こちらも横を向いて)自業自得です。どんな処分が下されても恨まないでください。」
皇太后:「・・・。」
皇后:「パク尚宮はいるか?」
パク尚宮:「はい、陛下。」
皇后:「皇太后陛下がお帰りだ。尚宮たちに伝えよ。」
パク尚宮:「かしこまりました。」

<皇太后の部屋>
座っているユルを前に、立ったまま落ち着かない様子の皇太后。
皇太后:「正気だとは思えないわ。」
ユル:「僕がけしかけた。漢江(ハンガン)に行ったのも僕だ。1人で背負おうとする彼女を、放っておけない。」
皇太后:「自ら墓穴を掘るつもりなの?」
ユル:「彼女を連れて出る。そのために話した。」
皇太后:「何ですって?」
皇太后はユルの前に座り彼の手をとって「ユル、努力が無駄になるわ。彼女は忘れて昔に戻って。」
ユルは自分の手を握る母の手から逃れ、「もう遅い。」と。
皇太后:「そんなことないわ。決意次第よ。」
ユル:「幸せなんだ。彼女を見てると何も考えず心から笑える。あきらめたら昔に逆戻りだ。それはイヤだ。」
皇太后:「ユル、母さんは? 私はどうなるの?」
ユル:「(目を反らして)もう戻れない。遠くに来すぎた。」
そう言うと部屋を出ていったユル。
皇太后は動揺の表情を浮かべつつも「負けるものですか...。人生を懸けたのよ。」

<太皇太后の部屋>
皇帝陛下:「義誠大君の気持ちを承知で黙っていたのか? それでも夫か?」
皇后:「陛下、皇太子に何ができたと言うのです?」
皇帝陛下:「皇太子をかばって済む話ではない。」
太皇太后:「皇帝陛下、やめなさい。誰よりもつらいのは...皇太子だ。私は、そうとも知らず、義誠大君と妃宮の仲の良さを喜んでいた。あまりに愚かだった。」
ヘミョン:「おばあさま、誰のせいでもありませんわ。他に方法はなかったもの。」
シン:「一言、いいですか?」
皇帝陛下:「ああ。」
シン:「義誠大君の一方的な感情です。妃宮まで責めないでください。」
皇帝陛下:「夜遅くまで一緒にいて、嘘までついた妃宮を信じろと? 義誠大君に対する妃宮の気持ちに一点の曇りもないと確信してるか?」
シンは合房の翌朝にユルがチェギョンを「(何もなくて)良かった」と抱きしめたことを思い出していた。
陛下の問いには答えることが出来ないでいるシン。
皇帝陛下:「妃宮に会って真意を確かめる。」

<チェギョンの部屋>
チェ尚宮:「今回の件は、そう簡単に済まされないでしょう。」
チェギョン:「ユル君は、このことを言ってたのね。」
チェ尚宮:「妃宮様、陛下方の御前ではありのままをお話ください。お願いします。」
ため息をつくチェギョン。
そこにシンがやってきたので、チェ尚宮は「失礼します」といって部屋を出て行く。
彼はチェギョンが座っているソファの肘掛に彼女に背を向けるようにして腰をかけた。
シン:「ユルの気持ちを知らなかったと言え。それしかない。」
チェギョン:「もう嘘はつかない。」
シン:「皇室の怖さを知らないのか?お前も処罰されるぞ。」
チェギョン:「分かってる。人間よりしきたりの方が大事なのよね。でも正直に話すわ。」
シン:「何だと? 追い出されたら2人で逃げるつもりか? 示し合わせて?」
チェギョン:「なぜユル君の話になるの? ずっとあなたを待っていた。脚が折れそうになっても、来てくれると信じてた。」
シン:「理由を? 2人でコソコソ相談し、こんな結果を招いておいて、今さら許しを請う姿に吐き気がしたんだ。」
チェギョン:「何ですって?」
シン:「お前に傷つけられたことは、許せない。」
そこに、尚宮がやってきて「妃宮様、皇帝陛下がお呼びです。」
チェギョンは立ちあがり「行ってくる。」と言い陛下のところに向かった。
シンはチェギョンに「宮家を出るだと? 一生ここを出さない。それが僕を裏切り傷つけた代償だ。」
チェギョンはシンの方を振り返ることなく部屋を出て行った。
シンは辛そうな表情をみせる。

<宮中の休憩所>
チェギョンの父のところに母とチェジュンがやってきた。
チェギョンの母が父を手招きし「早く座って。 チェギョンに会えた?」
チェギョン父:「いや。寝てるからと・・・。」
チェギョン母:「つらかったでしょうね。陛下もひどいわ。間違ったことは言葉で諭せばいいのに、関節炎にでもなったら・・・」
チェギョンの父が人差し指を口に立てて黙らせる。
チェギョン父:「宮中だぞ。」(周りを気にする母)
チェジュン:「せっかく来たのに会えなのか...。」(父がチェジュンの背中をポンポンと軽く叩いて慰める)
チェギョン父:「(声をひそめて)だがな、また問題が起きたらしい。」
チェギョン母:「どんな?」
チェギョン父:「義誠大君がチェギョンを好きだと噂になってる。」
チェギョン母:「(大きな口を開けて)まさか。」
チェジュン:「ありえない。」
チェギョン父:「チェギョンが誤解されないかと心配で。」(母はまたも大きく口を開けた。)
チェジュン:「本当なら、まるで漫画だな。2人の王子に挟まれたシンデレラ。」
チェギョン父:「(小声で)チェギョンの本来の許婚は義誠大君らしい。確かに考えてみればそのとおりだ。」
チェギョン母:「(うなずきながら)そうね。孝烈皇太子が生きてらっしゃれば、今の皇太子は義誠大君ね。」
チェギョン父:「だろ。」
チェギョン母:「その方が良かったわ。(父、嗜める)この前、義誠大君にお会いしたの。皇太子殿下と違って優しい方だったわ。」
チェギョン父:「たしかに宮中でも”物腰が柔らかで優しい”と、かなり人気だ。」
チェジュン:「あの人と結婚してたら・・・」
・・・ここからチェジュンの想像
チェギョンの実家でエプロンに頭巾姿のユルがチェギョンの父と一緒に楽しそうに料理をしている。
食事ができてチェギョンや母や弟を呼ぶ。
チェギョンの膝にナプキンをのせたり、父の口にフォークを運び食べさせたり、
チェギョンの隣りでわがままな彼女をなだめながら食べさせたり、喉を詰らせれば水の入ったコップを飲ませ背中をトントンと優しく叩く。
そんな甲斐甲斐しいユルの姿を想像している。・・・
チェジョン:「無口で冷たい王子じゃなく、優しい義兄さんか...。」
チェギョン母:「そうでもないわ。あの皇太后陛下は怖いわよ。私たちに甘い顔をすると思う?とんでもない。」
チェギョン父:「そうとも、あの側室・・・彼女が姑になったら・・・それよりチェギョンは大丈夫かな?」

<太皇太后の部屋>
皇帝陛下:「気持ちを知っていたなら距離を置くのが当然だ。夜中まで一緒にいるとはどういうつもりだ?」
チェギョン:「(うつむいて)義誠大君は私を慰めようと・・・」
皇帝陛下:「夫のいる身で、なぜ彼の慰めが必要なのだ?(怒)」
太皇太后:「妃宮、1つ聞きたい。」
チェギョン:「はい、太皇太后陛下。」
太皇太后:「正直に答えておくれ。そなたの気持ちはどうなのだ? 義誠大君と同じ気持ちなのか?」
チェギョンは涙を流して泣き出した。
皇帝陛下:「泣くのはやめろ!(怒)」
チェギョンはしゃくりあげながら泣くのを止められない様子。
太皇太后も動揺している様子。
皇帝陛下:「(太皇太后に)申し訳ありません。妃宮には追って処分を下す。下がれ。」
チェギョンはやっとの思いで小さな声で「はい。」と返事をした。

<皇帝陛下の部屋>
陛下に呼ばれたユルがやってきた。
ユル:「お呼びですか?」
皇帝陛下:「かけなさい。(ユルが腰かける)つらい決断を下す前に、まずお前を呼んだ。」
ユル:「どうぞ。」
皇帝陛下:「(キム内官に)外してくれ。」
キム内官:「はい、陛下。」と。
皇帝陛下:「最初は少なからず驚いたが、私にも同じような経験がある。(ユルが陛下をじっと見つめる)どんなに手に入れたいと願っても手に入らない人がいる。強くつかんでいても、離さなければならない人がいる。本来は厳しい処罰を下すべきだが、この辺で終わりにしたい。(前をまっすぐ向いたまま黙っているユル)妃宮のことは忘れて、我々の決めた相手と縁談を進めなさい。(陛下を見るユル)それが今回の解決策として最善の道だ。」
ユル:「申し訳ありません。心は物ではないので、勝手に切り捨てられません。それに・・・誰かを思ったままで他の人は愛せません。」
皇帝陛下:「義誠大君!」
ユル:「(立ち上がり)他にお話がなければ失礼いたします。」と、一礼して部屋を出て行った。
皇帝陛下は目をつぶって大きなため息をついた。

<宮中の屋根裏部屋>
シンが暗い屋根裏部屋にランプを灯し、アルフレッドと一緒にポツンと座っている。
膝を抱えて座るシン。
シン:「なぜこうなるんだ? こんな時どう言うべきか、誰も教えてくれない。(チェギョンが描いてくれたスニーカーを履いて、それに触りながら)似合うだろ? (ランプのそばに置いてあるアルフレッドに触れて)泣くなよ。恥ずかしい。(そしてまた前を向く)」

<チェギョンの部屋>
皇室の家族で撮った写真と、シンが1人で映っている写真、それに実家の家族の写真を眺めていたチェギョン。
ただただじっと見つめている。

<ユルの部屋>
ユルは楽器(伝統楽器)を手にしているがじっと何かを考え込んでいる様子。

<太皇太后の部屋>
太皇太后:「皇帝陛下、他の道はないのですか? しきたりを守るため善処はできますが、義誠大君の場合は他の道がありません。」
皇后:「体が離れれば心も遠くなります。妃と距離を置けば気持ちの整理もつくかと。」
太皇太后:「だが、皇位継承第2位の王子を宮中から追い出すのは、気が進まぬ。しかも、皇太后と引き離すとは、厳しすぎるのではないか?」
皇后:「しかし、これ以上、問題が起こらないようにするためには、こうするべきです。」
ヘミョン:「では、宮殿の外に住まわせて縁談を進めると?」
皇帝陛下:「自分でまいた種は自分で刈り取らせる。恵政宮と相談して話を進めるつもりだ。」
シン:「それでは、妃宮の処分は?」
皇帝陛下:「嘘を申したゆえ、それに見合った処分を下す。」
シン:「わかりました。」

<ユルの部屋>
キム内官:「黙っておられるつもりですか?」
ユル:「覚悟の上だ。」
キム内官:「しかし、今度追放されれば、二度と戻れません。」
ユル:「・・・。」

<東宮殿>
太皇太后の部屋から戻ってきたシンにチェギョンが「本当にユル君を宮殿から追い出すの?」
シン:「しきたりに背いた罰だ。」
チェギョン:「一度追い出された彼を、また追い出すの?残酷すぎる。」
シン:「自業自得だ。」
チェギョン:「こうなったのは私のせいよ。」
シン:「一緒に追い出されなくて残念か?」
チェギョン:「彼が可哀想だと思わないの?」
シン:「可哀想? 見てるだけで腹が立つ。」
チェギョン:「じゃ、なぜ私のことは追い出さないの?」
シン:「廃妃になると思ったか? 一生ここから出さないと言ったろ。それがお前の罰だ。入ってくるのは自由だが、勝手には出られない。」
チェギョン:「これが最後のチャンスかもね。」
シン:「何だと? ユルと行く気か?(横を向くチェギョン)恥をかきたいのか?」
チェギョン:「かまわないわ。 こんな怖い所から出られるなら。」
そう言って部屋を出て行った。そんな彼女を不安そうに見つめるシン。

<皇帝陛下の部屋>
皇太后:「陛下、なぜこのように残酷なことを。浮き草のような暮らしが終わって、やっと宮中に戻れたばかりなのに。私にユルなしでどう生きろと?」
皇帝陛下:「恵政宮、しきたりによる決定です。」
皇太后:「陛下、昔の情に免じて、私たち親子にお情けを。母親にとって子供は命です。陛下、少しでも私たちを哀れだとお思いなら、どうかお許しを。」
皇帝陛下:「恵政宮の気持ちは分かります。しかし・・・この話は終わりにしていただきたい。決定は変わりません。」涙ぐむ皇太后。

<宮中の廊下>
皇太后が皇帝陛下の部屋から出てくるとそこに皇后が立っていた。
皇太后は何もいわずに通り過ぎた。
あとから皇后がやってきて「皇太后様、お話があります。」と声をかけた。
皇后は尚宮に「下がりなさい」と指示。皇太后のところに言って、「事が大きくなったのは義誠大君の責任です。恨まないでください。世の中には道理というものがある。皇太后様も真実と正義をお認めください。」
皇太后:「道理というなら、孝烈皇太子の息子ユルが皇帝になるのが当然だ。 "真実と正義"と言ったな? 皇后がどう考えようと、私にはユルの即位が真実と正義だ。どうせすべてを失った。あとはすべてを取り返すだけだ。」
皇后:「失ったのは私も同じです。結婚後に知りました。陛下のお心に別の人がいると。妻として愛される日を20年間待ち続けました。手に入らないものもあるのだと気づくまで、長い歳月がかかりました。」
皇太后:「それで?」
皇后:「皇太后様は皇后の座を、私は愛される妻の座をあきらめたのです。奪われるのは妻の座だけで十分です。皇太子の座は渡しません。」
皇太后:「皇后が陛下のお心を奪えなかったとしても、私は必ずユルに皇帝の座を継がせる。」そう言って先に立ち去った。憤慨したようすで見送る皇后。

<皇太后の部屋>
部屋に戻り怒った様子で腰をおろす皇太后。
皇太后:「目には目を。歯には歯を。 妃宮は無傷のまま、ユルだけ追い出すと? そうはさせないわ。見てなさい。 クァク尚宮、今すぐ王族たちに連絡し、話があると伝えよ。」
クァク尚宮:「陛下、恐れながら親族の皆様に知られると、義誠大君への打撃も大きいかと。」
皇太后:「・・・。もう後はない。すべてを懸ける。」


カットその1
学校の美術室にて
ヒスン:「見るほどにかわいいわ」
ガンヒョン:「黙ってやりなさい。」
カン・イン、チャン・ギョン、リュ・ファンの3人が教室に入ってきた。


<美術室のつづき>
スニョン:「早くやって。(ガンヒョンに)そこに付けたらどう?」
チャン・ギョンがガンヒョンのそばにやってきた。
ヒスン:「また来た。私の美貌に惹かれたのね。」
チャン・ギョン:「(ニコニコして)元気?」
ガンヒョン:「卒業制作の準備はしないの?」
チャン・ギョン:「あげたい物があるんだ。」
ガンヒョン:「今度は何?」
チャン・ギョン:「インの父さんの会社が出した最新型だよ。」
ガンヒョン:「なぜ私に?」
チャン・ギョン:「いいから。」と携帯を手渡す。
ガンヒョン:「イヤよ。」机の上に置く。(スニョンがすかさず机からその携帯を取る)
チャン・ギョン:「断らないで。」(間違えてガンヒョンの鼻の穴にチャン・ギョンの人差し指が入る)
ガンヒョン:「やめてよ。汚いじゃない。」
チャン・ギョン:「その...1番に僕の番号を入れたんだ。(人差し指を立てて)1番だよ。・・・1番・・・」
ヒスン:「(スニョンから携帯を奪って)これ欲しかったの。ガンヒョン、私にくれない?」
ガンヒョン:「どうぞ。」
チャン・ギョン:「お前は強盗か?なんで取るんだよ。」
ヒスン:「心配しないで。私が毎日100回ずつ1番を押してあげるから。」となりのカン・インの頬を人差し指で押すヒスン。
チャン・ギョン:「(ガンヒョンに)いくら特別なアヒルでもじらしすぎだ。」
チェギョン:「特別なアヒル?」
チャン・ギョン:「純愛ラブストーリーには共通点があるだろ。御曹司はイケメンだが性格が悪い。女はただの庶民だけど、性格が良くて(ヒスンを指して)顔は良くない。でも、ガンヒョンは性格もいい上に、すごくきれいだ。(他の皆が気持ち悪がる)特別なアヒルなのさ。」
チェギョンは急に無口になって機嫌悪そうに何も言わずに席をたって出て行った。
その後をガンヒョンが追う。
チャン・ギョンが「ガンヒョン」と言ってついていこうとするが、ガンヒョンが「ついてこないで。」と怒る。
チャン・ギョンは哀しそうに「彼女のメガネになって、あの澄んだ瞳を追いかけたい。」
カン・インがチャン・ギョンの後頭部をポンとたたいて、「恋の病は治らないぞ。俺も経験したけど、相当やっかいだ。」

<美術室から出たところの廊下>
ガンヒョン:「チェギョン、ユル君のこと? あなたは悪くないわ。」
チェギョン:「それだけじゃないの。宮家でやっていけると思ってたけど、今は自信がない。」
ガンヒョン:「最近、急にいろんなことが起こったせいよ。」
チェギョン:「考えてみたけど、誰のせいでもない。臆病な私が悪いの。宮家から逃げたくても逃げる勇気がないから、問題が大きくなる。私のせいで皆を傷つけて。」
ガンヒョン:「そんなに宮家から出たいの?」
チェギョン:「(うなずいて)皇太子妃になってから、自分を見失ったわ。こんなはずじゃなかった。自由に夢を見て、自分の意思で選んで結果に責任を持つ。それが理想だったのに。」
ガンヒョン:「できるわ。あなたはタンポポの綿毛だもの。」
チェギョン:「私が?」
ガンヒョン:「世の中を自由に漂いながら、好きな場所に降りて、飛びたい時は自由に飛ぶ、タンポポの綿毛。」
チェギョン:「好きなだけじゃ、ダメなこともあると、初めて知ったわ。現実を知ることが大人になることなのね。」
ガンヒョン:「もしあなたが宮家を出たとしても、歓迎するわ。友達の選んだ道だもの。私は尊重する。」
チェギョン:「ガンヒョン...」
ガンヒョンが両手を広げてチェギョンを抱きながら「よしよし」として、背中をポンポンと優しくたたく。
チェギョンも嬉しそうにガンヒョンのお尻をポンポンとたたく。
体を離して「ギョンにもされたい?」とチェギョンがガンヒョンにからかうように聞いた。ガンヒョンがチェギョンをポンと叩いて笑いあう。
そしてチェギョンは笑顔になって教室に向かった。

<太皇太后の部屋>
太皇太后:「どういうことだ? 妃宮を廃位にしろとは。」
コン内官:「恐れながら、どこで漏れたのか、王族会に義誠大君殿下と妃宮様のことが伝わり、妃宮様の責任を問う声が上がっているようです。」
皇后:「一体どうしたら・・・。特に最近は王族会の勢いが強くなっています。」
皇帝陛下:「そうだな...。予想外の伏兵だ。(コン内官に)王族会の要求は何なのだ?」
コン内官:「恐れながら、義誠大君だけ咎めるのは不当だと。妃宮様の・・・追放を要求しておられます。」
太皇太后:「廃位して、2人とも追い出すか、あるいは2人とも残せと?」
コン内官:「そのとおりです。・・・もう1つ・・・」
太皇太后:「申してみよ。」
コン内官:「もし、聞き届けられない場合は、この件を国民に公開し、皇室の秩序を正すと仰せです。」
太皇太后:「(呆れたように、そして大きく口をあけて)ハハハ・・・。」
皇后:「王族の間で義誠大君の支持が高まっているとはいえ、ここまでするとは。」
太皇太后:「皇帝陛下の考えは?」
皇帝陛下:「ひと山越えて、またひと山。どうしたものか...。」
シンは悔しそうな表情でコン内官を見る。思わず下を向いたコン内官。

<チェギョンの部屋>
チェ尚宮が下を向いた。
チェギョンが驚いた表情で「廃位?」
チェ尚宮:「申し訳ございません。」
チェギョン:「(涙を浮かべながら)私を誤解しているもの。当然よね。宮家を追い出されたら、私は・・・庶民に戻るのね。」
チェ尚宮:「何をお考えなのです?」
チェギョン:「もしかすると、これが近道なのかも...。(ため息)」

<皇太后の部屋>
皇太后:「今頃、慌てているだろう。私を甘くみるからだ。」
遠くから尚宮の声がして「皇太子殿下がお見えです。」と。
皇太后:「皇太子が?通せ。」
シンがやって来て一礼した。
皇太后:「ここまで来るとはな。座りなさい。」
クァク尚宮が下がったあとで座ったシン。
シン:「義誠大君のことはご心配でしょうね。」
皇太后:「わざわざ伯母を慰めに来たわけでもあるまい。」
シン:「では本題を。」
皇太后:「どうぞ。」
シン:「がっかりしました。プロなら各下の相手に戦いを仕掛けはしません。」
皇太后:「何のことだ?」
シン:「陛下が遊びで石を投げると、人の命に関わります。石は互角に戦える相手に投げていただきたい。」
皇太后:「宮中に、私の相手になる者がいるか?」
シン:「(ニヤリとしてから)傲慢は最大の弱点です。妃宮は陛下にとって、害にはなりません。」
皇太后:「果たしてそうかしら。存在自体が害になることもある。」
シン:「今度、妃宮に手を出したら、代償を払っていただきます。勇猛には名誉、野望には死が付き物です。(頭を下げて)」立ち上がり出て行こうとする。
皇太后:「もう1つ。(シンが立ち止まって)愛には涙が付き物だ。」
シン:「失礼します。」そして部屋を出て行った。
皇太后:「(シンの後姿を見ながら)孤独な人間に強烈な愛は命取りだ。そなたの愛が自らを破滅に導くぞ。」
シンは皇太后の言葉を聞いていた。そしてそこにユルがやってきて「何しに来た?」とシンに。
シン:「ちょうどいい。話がある。」
ユル:「何か?」近くの皇太后を気にした様子のシン。

シンとユルは場所を変えて向かい合って座っている。(たぶん、ユルの部屋かと...)
シン:「王族会の信頼が厚いお前なら、きっと説得できる。事実を伝えろ。一方的なお前の感情だと。」
ユル:「廃妃にさせるなと? なぜ僕が止めなきゃならないんだ?」
シン:「チェギョンにそこまでする気か?」
ユル:「彼女の望みどおりにする。ここを出たがってる彼女の力になるつもりだ。」
シン:「勝手なことを言うな。」
ユル:「引き止めてみろ。お前にこれ以上奪われたりしない。」
シン:「お前だけじゅない。僕も多くを失った。5歳の頃から、皇太子の役目を強要され、自分自身を捨てた。しきたりのせいで温かい親も、夢も失った。」
ユル:「だから助けてくれと?」
シン:「いや、教えてやったんだ。1人で被害者ぶってる姿がムカつくんでね。悪縁を断ち切りたい。だがお前はそれをひきずり続けてる。」
ユル:「はっきり言え!」
シン:「言わないのは、最後の思いやりだ。」

<皇太后の部屋>
皇太后:「私たち親子の命が懸かっているのを忘れるな。」
チュンハ:「はい。」
そこにユルがきたので、皇太后はチュンハに「もう下がれ。」と。
チュンハは皇太后に一礼した後、ユルの方を向いて頭を下げて出ていった。
ユルはチュンハジッと見つめ、皇太后の前に座った。
ユル:「やりすぎだ。」
皇太后:「廃妃を望んでいたでしょう。」
ユル:「これは違う。」
皇太后:「結果は同じよ。」
ユル:「僕が宮殿を出たら、母さんは・・・」
皇太后:「出さないわ。あなたは皇帝になるの。」
ユル:「もうすべて終わったんだ。」
皇太后:「それはあなたの考えよ。じっくり攻める暇はない。弱点を一気に攻める。」
ユル:「何の話?」
皇太后:「あなたが望まなくても、必ず皇帝になるわ。」
ユル:「(しばらく間をおいて)昔、母さんが愛してたのはどんな人?」
皇太后:「(予想外な質問に若干動揺する)もう過去のことよ。」
ユル:「先代の悪縁・・・どういう意味かな?」
皇太后:「くだらないことを。」
母の様子に納得してないように見えるユル。

<東宮殿>
チェギョン:「自分の意思で来たから、自分の意思で出たいの。」
シン:「廃妃が決まったわけじゃない。」
チェギョン:「廃妃なんてどうでもいい。元の私に戻りたいの。」
シン:「なぜだ?」
チェギョン:「皇太子妃として生きようと努力したけど、私は責任感だけじゃ生きられない。」(M-netの訳:シン君の傍で皇太子妃として生きようとしたけど、その責任を果たすためだけに生きるなんて無理みたい。)

シン:「仕方ないだろ。」
チェギョン:「自分を捨てて、皇太子として生きて幸せ?」
シン:「・・・」
チェギョン:「でも、ここであなたを好きになって良かった。ここに来なければ、振り向いてくれなかった。」(M-netの訳:でも、宮廷に来てシン君を好きになれてよかった。宮廷に来なかったらシンは私になんて見向きもしなかっただろうし。)
そう言って出て行った。
シンは涙を浮かべ、チェギョンが出たいったドアの閉まる音を聞いていた。

<ユルの部屋>
尚宮が「殿下、妃宮様がお見えです。」と。
ユル:「通して。」
チェギョンがはいってきて、ユルの隣りに腰かけた。
ユルはチェギョンの顔をまともに見られずに下を向いていた。
チェギョン:「ユル君、どうしたの?」
ユル:「ごめん。君を連れ出したかったんだ。廃妃の話まで出るとは...。君を守りたかったのに。僕のわがままでこんな目に遭わせてしまった。」
チェギョン:「廃妃が、どんなに大事(おおごと)なのか知らないけど、かまわないわ。皇太子妃の座に未練はないから、たとえ退くことになってもかまわない。」
ユル:「退く? まさか、それは・・・」
チェギョン:「私、宮家を出るわ。殿下にどう申し上げようか悩んでたの。これで話しやすくなったわ。」
ユル:「(心なしか嬉しそうに)本当に? 僕と一緒に?」
チェギョン:「(間をおいて)ユル君とは関係なく出ていくの。(ユルの表情が曇る)ここを出たら、あなたとは会わない。いい友達に会えて幸せだった。でも心はあげられない。私のことは忘れてほしいの。(ユルの目には、かすかに涙がにじむ)以前シン君が言ってた。星に周期があるように人にも周期があるって。2500万年よ。2500万年後に今いる人たちは、また出会う。だから私たちもまた出会うと。(チェギョンをジッと見つめるユル)ユル君、もし2500万年後に私と再会したら、その時は逃げて。もし、私に会っても知らないフリをして。私もそうする。」
ユル:「どうして?」
チェギョン:「私ね、今はシン君から離れるけど、2500万年後にも彼に恋すると思う。」
ユル:「(涙して)それじゃ、また待つよ。」
チェギョン:「待たないで。」
ユル:「なぜダメなんだ? こんなに胸が痛いのに。僕じゃダメなのか?」
涙目でユルを見つめるチェギョン。
チェギョンがいなくなり、ひとりになったユル。声を出しはしないが苦しそうに涙を流した。

<太皇太后の部屋>
太皇太后:「妃宮、何と申した?」
チェギョン:「廃妃にしてください。」
皇后:「陛下の前で何ということを申すのだ。」
チェギョン:「申し訳ありません。これ以上、宮家で暮らせません。お許しください。」
皇后:「妃宮!」
皇帝陛下:「義誠大君と行くのか?」
チェギョン:「違います。義誠大君は関係ありません。陛下...」
皇帝陛下:「聞きたくない! 下がりなさい。」
チェギョン:「(泣きながら)お許しを。」
ヘミョン:「今は、そんな話をしている場合ではないわ。」
太皇太后:「(ヘミョンの手を握り)妃宮、いくらつらいことがあっても、これはしきたりに反する。妃宮としての道理ではない。」
チェギョン:「皇太子妃でいられません。元の自分に戻りたいのです。」
鼻をすすりながら涙を流すチェギョン。

<東宮殿・シンの部屋>
暗室して。
チェギョンの写真を現像しているシン。
暗室いっぱいに、チェギョンといった海のときの写真を吊り下げている(現像したようだ)

<ユルの部屋>
ユルは彼が描いたチェギョンの顔のデッサンが何枚も床にばらまかれている。
皇太后が入ってきた「ユル」と声をかける。
ユルは立ち上がろうとしてふらつき立てない。
皇太后が「ユル」と慌てて支える。
ユル:「母さん、僕を止めてほしい。もう疲れた。」
苦しくて辛そうな表情をしたユルがゆっくりと部屋を出て行く。
そんな姿を心配そうに見つめる皇太后。

<シンの部屋・暗室にて>
シンの携帯に、”ユル君の部屋に来て”というメールがはいる。
それを見て慌てて暗室を出て行くシン。

<宮中>
チェギョンは皇帝陛下の部屋を出て廊下をぼんやりしながら歩いている。
と、いきなりペンダント(タイのお土産の)のチェーンが切れてペンダントヘッドが床に落ちた。
それを拾い上げたチェギョンは不安そうな表情。

<ユルの部屋>
シンが「チェギョン!」と言いながら急いでユルの部屋に入ってきた。
が、誰の姿もなく、すぐにチェギョンに携帯から電話するシン。
床に散らばっているチェギョンを描いたデッサンがを拾いあげる。

<チェギョンの部屋>
ソファの上で、チェギョンの携帯が鳴っている。(シンからのものだろう。)
そこに、尚宮(誰かはわからない)と思われる足元が見えチェギョンの部屋に入り、
シンからの着信履歴を削除した。
皇太后・ユルの住まいが燃えている。
シンは皇太后の部屋にも駆けつけた。
皇太后の部屋がごうごうと燃え盛っている。
シンは「チェギョン・・・」と。
近くでは「家事だー」「皇太后様ー」という声が響いている。
シンは自分の携帯を落とす。
不安な表情のシン。 ・・・つづく・・・


カットその2
いつものテディベアは、
屋根裏部屋でアルフレッドといるシン。足元はチェギョンからのプレゼントのスニーカー。
チェギョンの写真を手にしているシン。
泣いているチェギョン。   を表す。

予告編(省略)

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ふぅ...(ため息)。
来るとこまで来ちゃいましたねーという22話。
この回、まず思ったことことはチェギョンのことです。
とにかく辛くて悲しくて、泣きたくなる気持ちはわかります。でもね...。
やっぱり言うべき時、主張すべき時には勇気をだして言わなくっちゃ伝わらないのよ。
今回、ここはちゃんとはっきりさせるべきでしょ!ってところで
返事をしなかったチェギョンには正直ガッカリ。
それは、太皇太后・皇帝陛下夫妻の前で
あらためてユルへのチェギョンの気持ちはどうなのか?と問われた場面。
泣いてばかりでちゃんと言わなかったのはやっぱり違うと思うわけです。
まあ、大人たちに囲まれて萎縮もするだろうし、状況が状況だから
どこまで分かってくれるかも不安ではあるでしょうけれどね...。
後に「私を誤解してるもの...」って、
分かってるならその誤解を解く努力が足りないと思わずにはいられない。
ユルに対しては、2500万年後もシンに恋するとまで言えるのにな~。
そういうシンへの想いを陛下たちやシン本人にも言えたらな、
チェギョンを取り巻く環境は大きくかわったかもと思います。
シンへの想いがありながらも、状況によってチェギョンの心がとても不安定で、もどかしさを感じます。
彼女は今、宮という世界の中で彼女自身が壁を作り、他がよく見えてないんじゃないでしょうか。
自分だけが辛くて苦しいと思っているところから、一歩踏み出して周囲をよーく見渡して欲しい。
今の立場を逃れた時に果たして彼女は幸せと思えるのか?
皇太子・皇太子妃ということを抜きにして、彼女がシンに対してどう思っているのか?
もっと純粋に、ひとりの男性としてシンを見つめたときに彼女にとって彼はどんな存在なのか?
これはもっとギリギリのところに追い込まれて初めて、気づかされるものなのでしょうね。
あとは、”その時”を待つよりなさそうです。

シンは、皇太后が言うように、”孤独な人間が、強烈な愛を知って”苦しんでいますね。
彼は自分の意思に関係なく、皇太子という閉ざされた枠の中に自らを押し込んで
”イ・シンという自分”を殺して生きてきたわけです。
そんな彼が、ひとりの人間としてチェギョンへの愛に目覚めたときに、
実際にどう向き合っていくべきかという術を知らない。
そして、どうしたらいいのかわからない自分にも向き合わなくてはならない。
他の人には理解しにくい、大きな葛藤と不安に苦しんでいるようです。
だから、結局チェギョンに対して出る言葉が、『シン』というひとりの人間のものではなく、
習慣的に身についている『皇太子』としてのものとなってしまう。
心の中は誰がどう見てもチェギョンへの愛情でいっぱいなのに、
態度と言葉が追いつかない...。
それは、チェギョンに対するものだけじゃなく、ユルや皇太后、あるいは皇帝陛下にも
同じことが言えるんじゃないでしょうか?
特に、ユルに、シンが真剣にチェギョンを愛していると伝われば、
ユルの気持ちにも変化が起き得たように思います。

ユルについては、ちょっと強引で一方的であると思いつつも、やっぱりどこか憎めない。
最早、ユルにとって皇帝の座は眼中になく、ただただチェギョンへの想い。
この一点にしか彼の望みがないからでしょうか。
皇帝陛下を初め、大人たちを前にしても、堂々とチェギョンへの想いを語り、
一歩もひるむことなくまっすぐ前を見据え逃げない姿勢。
これほどまでに、純粋に情熱的に思われるチェギョンがちょっと羨ましい気もします。
これが彼女と両思いであれば、誰もが応援するカップルとなるのでしょうが、
哀しいかな、チェギョンにはその気がないんですよね。
あげくにはチェギョン本人に最後通告までされてしまって...。
ユルは叶わない我が想いをどう昇華させるのかというキツイ状況になりました。
更には、彼自身がまだ知りえていない衝撃の事実をも
このあと乗り越えて行かなくてはならないので、ここにきて彼にちょっと同情的な私です。^^;

前回よりほぼノーカット放送となったことで、これまでであればバッサリ切られていたであろう
場面が、チェギョンの両親とチェジュンの会話、そしてチェギョンの親友ガンヒョンを追っかけしてる
チャン・ギョンの美術室でのシーン。
息詰まる展開の中で、笑みを浮かべられるそれらの場面がそのまま見られるのは嬉しいこと。
常々言い続けていますが、ドラマ全体を見回せばなくていいシーンなどというのはどこにもなくて、
一見どうでも良さそうに感じる他愛もない会話ですら、そのドラマに欠かせないひとつの要素なんだと
あらためて思いました。特にこの22話ではチェギョンは泣いてばかり、シンの表情は暗く、
ユルはいつになく激しく悲しみを表しています。(→このユルの表情がもうちょっと上手いと彼への
評価も随分違うかなーというのは本音。)
だからこそ、チェギョンの弟の、もしも姉とユルが結婚していたら・・・という想像や、
美術室でのガンヒョンを「特別なアヒル」と絶賛するチャン・ギョンのシーンがとてもコミカルで
「宮」がラブコメだったことを忘れないでいさせてくれてるなーと...。(^_-)-☆

さて、いよいよラスト2話となりました。
最後まであと少しですが、お付き合いください。m(__)m









 


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mouse1948

パンプキンさん、こんにちわ。
明日夜9時からテレビ朝日系列で日本版『ホテリアー』(韓国ドラマの完全リメイク版)がスタートですね。
主演の上戸彩に期待しています。
by mouse1948 (2007-04-18 17:31) 

だう

パンプキンさん、おはようございます
いよいよ残すところ、2話ですね
お疲れ様でした~
あと2話、ラストスパートで頑張ってくださいね(*^^*)

いつもDVDで観ていますが、22~24話までは、息つく暇もないほど物語の展開がありますよね
パンプキンさんのおっしゃるように、22話では、チェギョンの自分しか見ていない部分がクローズアップされて、イライラしてしまいます
それだけ、追い詰められている状態なのかもしれませんが、シンが廃妃になったら、家族が皇室や国民からも責められると前回だったか伝えていましたよね

家族思いのチェギョンが、周りのことをすべてシャットアウトして、今は自分の事だけしか見えないのだなあと思います
これは、年が若いから、年老いているから関係なくて、自分の心にだけ焦点を向けていると誰でもが陥るのだろうと思います
もう、どうにでもなれ
とにかくここから逃げてしまえばなんとかなる
そんな思いで、心が一杯なんでしょうね

このときのチェギョンは、もうシンの気持ちを信じていないのだなあと思います
女性って、気持ちを試すときないですか?
シンを待ち続けて、自分とシンのためにずっと座って、これを止めるきっかけはシンが作ってくれるそんな期待も彼女にあったのではないでしょうか
それが、来てくれなかった
チェギョンにしてみれば、裏切られた思いなんでしょうね
シンに対して、自分がやったことは棚の上にあげて
シンに対する気持ちよりも、ますます自分の辛さだけを見つめるようになったのではと思います

この回では、人の心について考えさせられました
年齢に関係なく、自分が一番可愛い、自分に甘い
そうなったとき、周りのことが見えなくなり、思いやりの気持ちを持つことすら出来ない
一時でも自分が、渦の外にでて遠巻きにさえ見られれば、何かしらの解決方法があるはずなのに

じれったい気持ちでみる反面、誰でもあることなのかもしれないなあと

シンもチェギョンも肝心な言葉が足りない
人は言葉によって表現することで、相手にも気持ちが伝わるのに

わかってほしいと思うばかりでは、前には進めない
ほんの少しのボタンのかけ違いが、ここまで大きくなるなんて

生きているといろんなことがありますが、一歩引いて客観的に見る事って
大事だなあって改めて思いました

それにしてもパンプキンさんの洞察力というか分析力は素晴らしいですね
毎回、なるほどなあと唸るσ(^_^)アタシがおります
想像力というのがいかに大切なのか、またそれを表現するときの柔らかい物言いもとても好感が持てます
あと2回で終わるのは残念です( p_q)エ-ン
by だう (2007-04-19 08:21) 

かのかの

しかし、本当にシンはチェギョンを愛し、彼女を助けようと「彼女の見ていないところで」彼女をかばい、敵に戦いを挑んでいるのですよね。
愛情表現がわからなかったり、チェギョンが自分ではなくユルが好きなのではないのかと不安に思っていたりするがゆえにチェギョンにその姿勢は伝わらないのが、観ているこちらは歯がゆく、そして切ない。
この回もそういったシーンが何度も。特にユル母への忠告シーンは愛する者を狙う奴を許さないという心情のシンの目が素敵です。
また、彼の愛を「孤独な人間に強烈な愛は命取りだ。そなたの愛が自らを破滅に導くぞ。」という程のものだと見抜いているユル母。洞察力を皇帝に分けてほしい(笑)

シンという人は理解者の少ない人ですよね。
そういった意味では、彼の本質に素早く気づいたチェギョンはすごいとも言えるのですけど。だからこそ、彼女のここ何回かのイライラさせられっぷりを見ていても、嫌いにはなれない。本当のシンを好きになってくれた人だから。
そばで仕えているコン内官も、チェギョンに接していくうちに、まわりの人間にも気遣いを見せるようになったシンをちゃんとわかっていて、心から仕えているという様子がきちんと描かれているのが結構好きなとこです。

そういった意味では、結局最後まで、自分の娘がどれだけシンの事を好きなのか、そんな彼は実はどういう人間だったのかということに関心を示さず、ユルと結婚していたら…なんて想像をしているチェギョンの一家に、私は今頃、ちょっと嫌な一面も感じたりしています。
辛口かな。明るくて面白く娘を愛し、好きなキャラではあるんですよ。
シンが初めてチェギョンの家に行った時の話は何度見ても笑えるし。
でも、なんか、自分たちのことしか考えていないあの感じって、シンの孤独感を思うと(自分の置かれた立場に苦しんでいたり、チェギョンを必死に守ったりしているのにうまく進まない)なんか、ちょっとなあ、って思ったり。

しかし、繰り返し観ていて、ひとつのドラマでこんなに考えたり、考えなおしたりってこと、あまり経験ないのですが、宮だからなのか、それとも自分があまりに入れ込んでいるからなのか…。

いずれにしても、次回は「23話」!もちろん私も一番リピートしている回ですから、パンプキンさんのお話、楽しみにしています^^
by かのかの (2007-04-19 12:59) 

Mrs.Ree

こんにちは~^^

今回は「屋根裏部屋のシン」これがすべてを表していますね。
こんなにひとりの女性を愛し、その人を失ってしまうかもしれないし、その人への想いをどう表現したらよいのか・・・すべてにおいて、皇太子シンとしては、何も学んでこなかったし、誰にも教わることもできなかった。
うん。パンプキンさんのおっしゃるとおり!
自分しか見えてないチェギョンもチェギョンだけど、やはり横柄な態度しかとれないシンくんにも問題ありですよね。
ユルくんみたいにストレートに表現しちゃえば楽なのに・・^^;

WOWOWで「僕が9歳だったころ」を見ました。
チェギョン弟くんが主役で、「先駆者」を歌ってたの。
そしたら「ランラン」を思い出しちゃって・・・^^;
ジョンスクも18歳で結婚し、目もあてられないハチャメチャお子ちゃまだったけど、ひとつだけ信念があったな~と思って。
それは、どんなときでもだんな様であるあじょし~のことを「信じてあげる」こと「待っている」こと「笑顔でいる」こと・・
それが、今のチェギョンにはないんだよね。出来ないんだよね。
それが出来れば、シンくんももっと愛情表現してくれると思うんだけどな~^^;
by Mrs.Ree (2007-04-19 16:34) 

パンプキン

mouse1948 さん、こんにちはー。^^
予約完了です。本家のホテリアーは好きなドラマですので
ちょっと複雑な心境ではありますが、日本のドラマに出演する
ペ・ヨンジュンがどんな感じなのかは要チェックです。^^
by パンプキン (2007-04-19 16:36) 

パンプキン

だうさん、こんにちはー。^^
>女性って、気持ちを試すときないですか?・・・
チェギョン自身、意識してシンを試したということはないのでしょうけれど、
結果としてはそうしていたし、実際、席藁待罪中にシンが来なかったことを
なじってますしね。
女に限らず、勝手な基準を設けて相手の気持ちを推し量るってことは
よくあるように思います。
その基準があくまでも自分中心なんですが、こうしてくれたら満足、
そうじゃなかったら幻滅あるいは失望というものですよね。
今回のは、許しを請うというチェギョンの行動と
シンがどう行動するかということは別の問題なのですが、
チェギョンの中では同一線上にあったのでしょう。
辛い思いをしている私をシンならきっと助けてくれるに違いない。(少なくとも心配して見に来て欲しい) なのに彼は来てくれなかった。
→(ユル君は来てくれたのに)シンはひどい! と。
シンの思いをイメージすることは出来ずに表面上起こったことだけで
判断してしまう。

おっしゃるように、大人とかこどもとか関係なく、
何かの渦(とても悩める問題)のど真ん中にいるときには
冷静ではいられないのですよね。
ちょっと視点を変えるだけで、心の持ち様も変わるはずなのに...。
渦中では見えないものも、一歩ひいて客観的に見ることが
大切であるということを、後に太皇太后も言いますよね。
口で言うのは簡単でも、そう意識して冷静なることは
実際とても難しいことではあるのですけれど...。

>シンもチェギョンも肝心な言葉が足りない・・・
そうなんですよねぇ。
別の人に言ったそのセリフをホントは違う人に言った方がいいじゃないかと
思ったり...。
言い方を変えるだけで伝わり方も違うのに...。
ハラハラするようなことばっかり言う二人が本当にもどかしい...。

が、それも今回までですよね。
素直になったふたりがどんなにカワイイかは皆さんご存知でしょう。(笑)
ホント、ここまで長かったようでやっぱりあっという間。
あと2話となると寂しいです。
by パンプキン (2007-04-19 18:12) 

パンプキン

かのかのさん、こんにちはー。^^
前回のコメントと今回のコメントと、本当にかのかのさんは
シン君の深き理解者だなーと思います。
そうなんですよね。
シンは物事に動じて右往左往せず、静かにじっくり考える(と、同時に悩む)
タイプ。だから、誰かに相談してどうこうするというよりは
自分で判断し(決断)挑む。
皇太后への直談判も彼の立場からすると、相当勇気のいることでしょう。
でも彼にとって何が一番大事かというと、それはチェギョンなわけで、
その一点があるからこそ、あそこまで出来ちゃう。
そうしてる自分をチェギョンに知ってもらい分かってもらうなんてことは
思っちゃいないんでしょうね。一匹狼ってとこはありますね。
皇太后がいう、そんな不器用にしか出来ない彼の愛し方ゆえに
結局シン自身が苦境に立たされるという形になっていくわけですが...。
・・・って、そういってるアナタ(ユル母)が追い込んじゃうんですけどね。^^;

おっしゃるように、実の親からも、どこまでちゃんと理解されているのかわからないようなシンのことを、チェギョンは愛して分かってあげた人。
何不自由ない王子様じゃなく、人一倍寂しい人だと...。
その時の気持ちを今こそ思い出して、彼を今一度理解して信じてあげて欲しいって思いますよね。

コン内官は職務に忠実な人というだけじゃなく、シンという人を
冷静に見つめ続けてきた唯一の大人かもしれませんね。
彼の孤独も悲しみも、そして冷たいというのとは違う
冷静な部分も...。
チェギョンの家族はシンを理解するのには
接点が少ないというのがあると思います。
チェギョン自身がシンを深く想っていることを
話してはきてませんしね。^^;
シン自身も立場上、婿(息子)として接するというよりは
皇太子然と構えていましたから...。
そう言う意味ではユルは、人当たりがいいとうか、”お上手”なんですよ。

確かに、こう言っちゃなんですが、ここまで1つのドラマを
熱く語り合えちゃうってホント不思議ですよね。
待ちに待った23話ですが、何度も何度も見てる分、
正直、どう表現していくべきか今から思案中です。
またもや自分でハードルを上げてきちゃったな~と思ったりで...。(笑)
by パンプキン (2007-04-19 18:39) 

パンプキン

Mrs.Reeさん、こんばんはー。^^
「屋根裏部屋」は、誰にも弱さを見せないシンが
宮中で、唯一”素”になれる特別な場所ですよね。
そんな特別な場所にもチェギョンはスーッと入ってきて彼を見つけたんですよね。それはシンの心にいつの間にか入ってきたのと同じですね。
その屋根裏部屋で、寂しそうに、それでいてあのスニーカーを
大事そうに触ってる姿、そして、
前回、チェギョンに言った「勝手に僕の心に入り込んで、心の奥に隠れていた僕を引っ張り出した~」という言葉が思い出され、胸がキュンとなります。
おっしゃるように、シンにユルのようなストレートさがあればと思いますよね。今の胸の内を、(シンだって辛くって苦しいのだと)彼女にさらけ出すことが出来たらいいのに....と。

ランランと似たタイプのドラマだと書いたことがありますが、
主人公のキャラで決定的に違うのが、Mrs.Reeさんが指摘してくださったところですね。本当にそう。
愛する人を信じきること。その強さが今のチェギョンには足りないんですよね。
そして、やっぱりそうはいってもシンとチェギョンは同い年で、
お互いに頑固になりがち。心とは裏腹な態度もとりがちです。
ランランは10歳年が離れている分、(対等ではない分)
どちらかが譲るってことになる。
特に中盤は、ジョンスクがとっても大人になって、
苦しいのを我慢して明るくしていたところに、
私たちはすごく惹かれて、彼女を心から応援したんですよね。
しばらくランランを見てないですが、また見たくなりました。^^

チェギョン弟はいたるところで活躍してますよね。
「僕が9歳だったころ」は見ていないので
いつか見たいと思います。確かもうDVDレンタルされてますよね...。
by パンプキン (2007-04-19 20:57) 

tomatoma

やっとここまで、来ましたね。
Mrs.Reeさんのおっしゃる「屋根裏部屋のシン君」のシーンが本当にじわ~っときますね。実際私だって十分大人(中年)なのに、本当は素直に「ありがとう」とか「ごめんなさい」とか言えば済む場面でなかなか言えなくって憎まれ口をきくことってよくあります。ましてシン君のように皇太子として教育されてきて人に甘える事を知らず、弱みをみせることをも知らず生きてきた人間には難しいでしょう。
この回まで見てきて、皇太子ではあるけれど、ただの男性としてシン君をみてはじめて接したのがチェギョンが最初だったのですね。初めて自分を見せられる相手(チェギョン)に出会って、本当に人間らしいいい表情になってきましたね。
チェギョンに対する皆さんの苛立ちも理解できます。せめて太皇太后の「義聖大君への気持ちは・・・?」と聞かれたときに泣いていないではっきり答えてほしかったです。この回のチェギョンはある意味、宮を出たいとばかり願い、寝言にまで言ってしまうくらい少しノイローゼ気味だったんでしょう。
セリフの一言一言、表情の変化でこれだけいろいろ話題にできるドラマは貴重だと思います。あと少しですが、楽しみにしています。
by tomatoma (2007-04-19 20:57) 

パンプキン

tomatoma さん、こんばんはー。^^
>「ありがとう」とか「ごめんなさい」とか言えば済む場面でなかなか言えなくって・・・
本当にそうですね。
そういえば、12話で、チェギョンがアルフレッドのおしりに穴があいていたのを縫ってあげたことにシンが「ご苦労さん」って言ったのに対して、
チェギョンが「そういうときは、”ありがとう” っていえばいいのよ。」と言うのがありましたね。
その時には「そんな言葉知らない」って彼は言ってましたが、
そんな些細なこと、ひとつとをとっても、tomatoma さんおっしゃるように、
シンを皇太子としてじゃなく、ひとりの男性として
接した最初の女性だったのでしょう。

私も、チェギョンが太皇太后に、ユルには異性としての感情がないことを
きちんと明言して欲しかったと思います。
あのシーンでのあやふやな態度は納得いきませんよね。
たとえどんなに精神的に追い込まれていたとしても
あそこはチェギョン自身の人間性を思えば思うほど
作家の意図が読めないシーンでした。

残り2話となりました。
いよいよ、楽しみな23話です。(#^.^#)
by パンプキン (2007-04-19 23:18) 

かのかの

パンプキンさん、こんばんは~

チェギョンの家族について私が感じてしまうのは、きっとシン君に気持ちが入り過ぎていることは否定できない事実なんですが^^今回のあのユル君優しい旦那さまっぷりの想像シーンは描き方からしてもコミカルなのでそんなに気にならないのですけど、シン君がヒョリンと新聞記事になってから以降かなあ、チェギョンのママはいつもシン君への視線がキツイんですよ~。
それは最後の彼女らの登場シーンと台詞にまで徹底してて。
可愛い娘を泣かして、まったく、って感じでの視線なんでしょうけどね。
パンプキンさんがおっしゃるように、チェギョンがシン君について想いを語るシーンがあるわけではないですし、あくまで、可愛い娘をいつも思っている母親って描き方なんでしょうし。
皇后がああいうキャラクターで思慮深いから余計気になっちゃったのかも。
しかし、しかし。ただ単にシン君びいきゆえの私の意見ですねえ(恥ずかしい~)

チェギョン弟くんの「僕が9歳だったころ」私も観たかったのですが一昨日のWOWOWでの放送録画忘れちゃって、残念に思ってたとこです。
主役の彼を見たかったなあ。
by かのかの (2007-04-19 23:25) 

パンプキン

かのかのさん、こんばんはー。^^
おっしゃりたいことはすごくよくわかりますよぉ~。
同じ母でも、皇后とチェギョンの母とでは
性格も何もかも違いますしね。
特に、チェギョンの母は庶民代表っていうのかしら...。
誰でも母はわが子がかわいいですが、
韓ドラを見る限り、韓国の母のこどもへの愛情の表現は
日本人の私からするととっても過度に映ります。
娘を「コンジュ(姫)」と呼ぶのも...。(苦笑)
わが子第一、わが子が一番のオモニにとって
シンは決して満点の婿ではないのでしょうね。^^;
(誰と結婚しても結局そうかもしれませんよ。笑)

皇后も、実はチェギョンに対してはたくさんの不満を持っている事でしょう。
でも、彼女は立場上、対面を重んじもしますし、良識ある人でもありますから、印象としては悪くないですよね。
皇室という特殊なところでの嫁姑というのとは一般的なそれとは
大きく違うっていうのもあるでしょうし。

「僕が9歳だったころ」の彼は「宮」よりも小さい頃で
少年ですよね。私も見たいわ~♪
by パンプキン (2007-04-20 00:10) 

mink

はじめまして!「宮」にゾッコン、ダップリ骨まで溶けています・・・北海道放送はカットカットで、このプログを読みながら見直しております。「シン君」にやられてしまっています。1日に一度彼を見ないでは、何も手に付かず、何もやる気になれず困っています。あと2話のネタバレ、感想、首を長くして待っています。
by mink (2007-04-20 01:04) 

らびしゃん

「宮」1.5のDVD発売が決まりましたね!
パンプキンさんのようにM-netでは見られなかったのでYouTubeで画像だけ楽しんでいましたが、司会者の突っ込みにシン君が何を語っていたのか知りたかったので迷わず購入します。

シン君ファンのわたしには、22話はシンにはまだ辛い回でチェギョンの愚痴ばかりになってしまうのでコメントは控えさせていただきます(笑)
でも、幼少の頃のシンとユルの場面で、シンの子役が可愛さにウットリ。彼の成長と今後の作品が楽しみです^^
イジワルそうな顔のユル役の子は他のドラマにも出演してますね。
韓国ドラマをむさぼり視聴しているので、子役や俳優が気になってきて韓国俳優図鑑が欲しくなってる今日この頃です。

残すはあと2話になりましたが、トンネルを抜けたラブラブの23話も洞察力の深い感想を楽しみにしています。
by らびしゃん (2007-04-20 16:30) 

サラダ

こんばんは!
22話は録画後半失敗して見ていなかった部分があって、パンプキンさんのを読ませていただいてよくわかって色々と想像できました。
2500万年後に会ってもユルとは一緒になれないなんてチェギョンはすごいことを言っていたんですね。ここを見逃していたとは~。
ユル役の彼もインタビューでこのセリフが印象に残っているとありましたね。彼はそれでも僕は君を待ち続けると言ったのはさすがに自分は理解できないと。確かにこういう執着心は普通だったら、怖いですが…。
でもユルの想いの切なさが一層強くなってました。
パンプキンさんのおっしゃるように、ラブコメだったんだ、と思わせる”もしも”
の想像シーン等ほっとさせるところが救いで、ここをカットしないでくれて良かったです。
by サラダ (2007-04-20 18:26) 

パンプキン

minkさん、初めまして。
コメントありがとうございます。^^
今は ” 寝ても 覚めても シン君! ” って感じのようですね。
わからないではない自分がある意味コワイ...(笑)
彼はドラマの中で、どんどん
シンという人物に同化していったと思うので
ストーリーの中でシンが変わっていったように
ジフン君も役者として成長したなーと感じられますね。
後半のシンの葛藤や苦悩に
見ている私たちが胸が締め付けられるのは
それほどまでにシンになりきったからだと...。
テレビ東京では最後の3話はほぼノーカットでした。
北海道も同じだといいですね。^^
by パンプキン (2007-04-21 10:44) 

パンプキン

らびしゃん さん、こんにちはー。^^
「宮1.5」の発売情報ありがとうございます。
「宮」人気の賜物ですね。
ジフン君がシンのイメージとは全くちがっていて
すっごいオトボケぶりが笑えます。
お母さんの皇后役だった女優さんに
「しっかりしなさい」(冗談で)言われたりして...。
期待していていいですよ~(^_-)-☆

>シンの子役が可愛さにウットリ・・・
わかるぅ! すごく見事な子役起用ですよね。
なんとなく似た子を捜してくるもんだなーとあらためて感心します。

心が行き違ってる場面をレビューするのはキツかったですが、
ラブラブなのも結構大変(笑)
今途中の23話は、間違っても官能小説になってはいけないと
妙に気を使っちゃいました。(爆)
なのでご期待に沿えるかが心配です。^^;
by パンプキン (2007-04-21 11:35) 

パンプキン

テンコ さん、ここにきて
ユルにはさすがにハッキリした態度でいる
チェギョンなんですよね。
>2500万年後に会ってもユルとは一緒になれない・・・
これはユルには相当キツイセリフだったと思います。
そろそろユルもどこかで自分の気持ちに踏ん切りをつけなくちゃならないのでこの22話はそのためのまず第一投でしたね。
おっしゃるように、そんなことをチェギョンに言われても、
それでもまだ「待つ」って言っちゃうユルが
ホント切ないです。
そこまで深く深く思うって...と、あらためて感じます。

このドラマの「もしも」はあからさまにギャグってるので
勘違いしなくて笑えるから好きです。
かなり飛躍的ではありますけどね。^^;
by パンプキン (2007-04-21 11:42) 

topazu

いつもいつも超遅い参加で失礼いたします。
パンプキンさん、みなさん、シンくんへの深い愛情をじっくりと感じさせていただきました。これをそのままジフンくんに読んで欲しいですね。

「宮」がラブコメだったことを思い出して・・そうそう、最初のころは随分とコメディでしたよね。後半はツライ展開で、忘れてました。
チェギョンファミリーは、息抜きですね。

屋根部屋のシンくんには、ほんとうに泣けました。
シンくんにぞっこんな私は、抱きしめてあげたい思いでいっぱいでした。
2500万年後にもシンくんも間違いなくチェギョンを愛するでしょう。
こんなに人を愛せたら幸せです。ユルはあまりにかわいそうですけどね。
「信じること」「気持ちを伝えること」これは時代や、年齢、状況にかかわらず
すべての愛する人に大事なことなんですね。
次回を待ちましょう。
by topazu (2007-04-21 23:32) 

パンプキン

topazuさん、おはようございまーす。^^
超遅いなんて、そんなこと決してありませんよ。
いつもありがとうございます。

>「信じること」「気持ちを伝えること」これは時代や、年齢、状況にかかわらずすべての愛する人に大事なことなんですね。・・・
本当にそうですね。
胸に秘めてといえばカッコいいかもしれませんが、
ただそれだけではやっぱりダメなのでしょう。
それが相手に伝わるように表現することも、大変だけど大事なんですよね。
もちろん、前提として信じきるとか思いを貫くという
確固たる芯がないとだめですけどね。

たかがラブコメ、されどラブコメ。
むしろラブコメだからこそ、
生きていくうえで大切だなーと、あらためて感じられることを、
押し付けられるのでも、教訓的に教えられるのでもなくして
すんなりと受け入れられるのかなと思います。
by パンプキン (2007-04-22 07:51) 

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