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「宮 ~Love in Palace~」第18話 (テレ東カットシーン紹介つき) [宮~Love in Palace]


宮 ‾Love in Palace BOX 2[日本語字幕入り] 
 ちょっと間が空きましたが、17話のラストの場面を覚えていますか?
 今回はまさにその続きのシーンからです。(笑)

 第18話「 それぞれのバースデーパーティ 」
  をおおくりします。 (いつものようにネタバレの長文です。^^;)

 
 

※カットはテレビ東京での放送にあたりカットされているところ。

別荘・シンとチェギョンの部屋>
17話のつづき
シンがシャワーを浴びるのが服を脱いでいる。
クローゼットに隠れているチェギョン。心臓がバクバクだ。
チェギョン:「外に出る? でも、今さら出てったらバカみたいよ。」
クローゼット扉の隙間から様子を伺うが、シンの足が見え視線を上に移すが慌てて自分の手で目を覆う。
チェギョンは「見ちゃダメ」と思いつつも...。
シンが何かを床に落とした。それを拾って向こうへ行くが、その様子を見てはいけないと思いながらも
なんだかんだで結局見ちゃってるチェギョン。
自分自身に「忘れるのよ。」と言い聞かせる...。
シンがシャワー室に入ったらしいのでゆっくり這うようにクローゼットから身を乗り出すが、シンがシャワー室から出てきたのでまた慌ててクローゼットの中に戻る。
チェギョン:「シャワーしないで、何 歩き回ってるの。 出たいのに...。(悶絶のチェギョン)どうやって出よう。」と困っているが、ふとシャワーの音ずっと聞こえているので、ふと...

その間に出てしまおうと思ったのか、今だとばかりに
這ってクローゼットを出て座り目をあけてみると、そこに素っ裸のシンの姿が!
目が点になり息を呑むチェギョン。
シンの方も突然でビックリ! ふたりとも「キャー(ギャー)」と大声を張り上げる。
シンはとっさに胸を隠したがすぐにタオルで下半身を覆う。
チェギョンも自分の手で顔を覆ったり取ったりしている。あげくにはシンの方を指差してしっかり見ちゃう。
シンはあわててシャワー室に戻った。
・・・とここまでチェギョンの想像。
チェギョンはクローゼットの中で「だめよ。だめよ。もし見つかったら一生の恥じゃない。体がカチカチだわ。」と、人差し指でツバを鼻の頭につける。
狭いクローゼットの中で無理な体勢でいることに限界が近づいているチェギョン。意識がもうろうとしてきている様子。
シンはシャワーを終えて出てきて、ドライヤーを始めた。
チェギョンはとうとう、クローゼットの中で倒れるようにして床を這って出てきて、すぐそばに立っているシンの足首をつかんだ。
シンはドライヤーの音で気づかなかったのが、足を持たれて初めて気づき「あ~~~」と言って逃げた。
クローゼットの扉から胸のあたりまで出ているチェギョンは「シン君、私よ。」と力なく言った。
まるで”貞子”のように這って出てきたチェギョン。
シン:「お前は誰だ?」と。(タオルを巻いてハンガーを手にして怯えている)
チェギョン:「チェギョンよ。体が痛い。」と縮こまっていた体を伸ばすようにして息を吐く。
チェギョン:「シン君、皇太子殿下!」
シン:「(大声で)あの中で何してたんだ?(怒)」
チェギョン:「狭い所にいたら体中がしびれたわ。(またツバを鼻の頭につける)待って、ノーパンでしょ。」と。
シン:「まさか...。お前...見たのか?」
チェギョン:「ハハハ。まさか、ただの冗談だってば。何もみてないわよ。」
顔を上げたシンの様子から墓穴を掘ってると気づくチェギョンだが、苦し紛れに大笑い(バカ笑い?)。
チェギョン:「バカね。そんなわけないでしょ。(タオルを体にあて、茫然自失のシン)何も見てないってば。」と懸命に打ち消すが、もはやそれも意味なしとわかり、「あ~知らない。」と言いながら走っていってしまう。
残されたシンは目をパチクリして動けずにいた。

<別荘・スパ>
足湯をしている、ガンヒョン、ヒスン、スニョンの3人。
ガンヒョン:「別荘にも来られて、皇族の友達がいると得ね。」
ヒスン:「そうよ。これも妃宮様のおかげ。」手鏡を両手に持ちゴキゲン。
スニョン:「今どき、その格好は古いよ。つまんない。」
ヒスン:「メガネ貸して。」と言ってガンヒョンのメガネを取りしてみる。
ヒスン:「知的な女が流行なの。」
スニョン:「あんたには無理。」と、メガネを取り上げようとするが、「イヤよ、返さない。」とヒスンは抵抗する。
そうこうしてると、カン・イン、チャン・ギョン、リュ・ファンの3人が入ってきた。
カン・イン:「何してる?」
チャン・ギョン:「アヒルから白鳥になる練習か?」と。
ガンヒョン:「感じ悪い。高い家庭教師つけてるくせに礼儀知らずね。」(ガンヒョンはメガネをかけていない)
と、突然チャン・ギョンが自分のメガネを外してガンヒョンに近づき、彼女をじっと見つめて「お前・・・、(メガネごしにもう一度見て)まさか・・・」と言葉を失う。
カン・インが「どうしたんだ?」とチャン・ギョンの背中を叩くと、彼のところに戻って
チャン・ギョン:「白鳥に気づかなかった。(ガンヒョンをチラっと見て)白鳥・・・」
カン・イン:「(チャン・ギョンの頭を叩いて)正気か? アヒルはアヒルさ。」と。
チャン・ギョン:「(カン・インのむなぐらをつかんで)白鳥の血が流れてる。」と大声で言うと、またガンヒョンの方を見つめる。

<別荘・シンとチェギョンの部屋>
チェギョンもシャワーを浴びた後のようで、鏡台の前で化粧水をつけている。(頭にはタオルを三角形の帽子のように巻いている)
そこにシンがきて、チェギョンの頭に巻かれたタオルをポンと触って「アイスか?」と。
チェギョン:「これ?」
シンはベッドに座り雑誌を開く。
チェギョン:「前は旅行に来たら、ガンヒョンたちとこっそりお酒飲んだり寝顔に落書きとかしたの。あんたと同室なんてつまんない。」
シン:「つまらないだと?(ムッとして雑誌を閉じ)今から友達の所に行けよ。止めないぞ。早く行けよ。」と足で突付く。(チェギョンはその足を手でピシャリと叩く)
シン:「僕だってエロ女はゴメンだ。」
チェギョン:「エロ女?」
シン:「そうだ。人の裸をのぞいた上に・・・」と、それ以上は口に出せず、お互いに気まずい雰囲気で顔を反らす。シンは雑誌見てるフリでチェギョンは鏡を触ってる。
たまらずシンが、チェギョンの腕を取り自分の方に向かせて「見てないな?」
チェギョン:「(とまどって)だから冗談だってば。」
シン:「冗談?」
チェギョン:「そうよ。肝っ玉の小さい男ね。夫婦だし別にいいでしょ。」
シンはチェギョンの両腕を掴んで自分の方に向かせて「見たろ? そうだろ?」
チェギョン:「違うわよ。ノーパンの分際で、手を放して。(シンが腕をつかんでいるのを振り払う。)昼寝する。」と言ってベッドに入り、頭に巻いていたタオルを取り、投げる。
シンは彼女の方を見るが、目を合わせないようにするチェギョン。

<別荘>
ヒョリンが1人で、外の景色を眺めているとそこにユルがやって来た。
ヒョリン:「ありがとう。」
ユル:「友達だろ。」
ヒョリン:「ずいぶん迷ったわ。来るかどうか。皆に気まずい思いさせそうで。すごく悩んだの。」
ユル:「つらい?」
ヒョリン:「彼を待つのに疲れてあきらめたのかもしれない。自分を責めて後悔することになるかも。・・・だけど、今思うとあきらめて良かった。シンは彼女が好きみたい。」
ユル:「愛は動くものだ。
ヒョリン:「ユル、愛っていうのは、2人でするものよ。
ユル:「・・・」


カットその1
つづき
ヒョリンは咳をする。
ユル:「大丈夫か?」
ヒョリン:「(ちょっと辛そうだ)うん、大丈夫。(すぐには咳が止まらない)」

宮中・太皇太后の部屋にて
太皇太后が写真をみて、ニコニコしている。(この間撮ったばかりの家族写真だ。)
太皇太后:「太子が結婚し、皇太后と義誠大君が入宮して、皇室が大変賑やかになりましたね。」
皇太后(ヘジョン宮):「有難きお言葉です。」
太皇太后:「太子と義誠大君が、家族を増やしてくれるでしょう。世間では1人か2人しか子供を産まないそうですが、皇室と一般家庭では事情が違います。」
皇后:「左様でございます。」
太皇太后:「皇室に孫がいないということは、脈が止まるのと同じことです。孫が多いほど皇室は活気を帯びるのです。皇太后も皇后もそれを忘れぬように。」
皇太后:「肝に銘じます。」
太皇太后:「ところで、皇太子妃と義誠大君は大変親しそうですが、2人は出会ってまだ日が浅いのではないですか?」
皇后:「出会ってからは日が浅いですが、同じクラスの友人ということもあり、自然と親しくなったようでございます。」
太皇太后:「それであんなに仲が良いのですね。」
皇太后:「義誠大君が帰国した際、皇太子妃がいろいろと助けてくれたそうです。」
太皇太后:「(うなずいて)2人は大変馬が合うように見えますね。しかし、2人があまり仲がいいと、太子が焼きもちを焼きませんか?」
皇后:「太子はまだ若いですが、広い心を持っておりますので。」
太皇太后:「(笑って)冗談ですよ。とにかく皇室の家族がむつまじいことは大変嬉しいことです。」菓子を嬉しそうにほおばるり、皇太后と皇后にもすすめる。


<宮中・廊下>
つづき
皇太后が歩いているとコン内官が立っていた。
コン内官:「お久しぶりです。」と頭を下げる。
皇太后:「コン内官もお変わりなく?(お付の尚宮に)下がりなさい。」
尚宮:「はい。」
皇太后:「そう言えば内官は、孝烈皇太子の生前に、義誠大君に仕えていた。それが今は皇太子の犬。内官の忠節は何を基準に動くのだ?」
コン内官:「私の務めは人ではなく、地位に仕えることです。孝烈皇太子が逝去され、私の天が変わりました。私が忠節を尽くす方は、皇太子殿下です。」
皇太后:「そうか。ならば、義誠大君が皇太子になったら大君に仕えるのか?」
コン内官:「・・・。」
皇太后:「言ってみただけだ。」
コン内官:「1つ申し上げても?」
皇太后:「何だ。」
コン内官:「義誠大君様が茗禪堂(ミョンソンダン)に頻繁に出入りを。もしかすると、あのことをご存知では?」
皇太后:「ユルが?まさか。」
コン内官:「私もそう願っています。先代の因縁は後世に伝えない方が賢明でしょう。では失礼いたします。」と言い頭を下げて行ってしまう。
皇太后には明らかに動揺の表情が伺える。

<とある会合>
長老:「よくもそんなことが口にできるな。」
皇族の1人(A):「正直に申しますと、皇太子より義誠大君の方が皇帝の資質があります。」
長老:「皇室に忠誠を尽くすべき皇族にあるまじき発言だ。」
皇族の1人(B):「長老、皇太子殿下の素行ご存知でしょう。皇室の品位を地に落としています。」
皇族の1人(A):「皇太子に失望した皇族が、義誠大君側に付いています。義誠大君もれっきとした追尊された皇帝のご子息です。」
長老:「(お茶を飲み)・・・。(ため息)」

<皇帝陛下の部屋>
皇帝陛下:「皇太子夫妻と義誠大君は無事に到着したか?」
コン内官:「はい。」
皇帝陛下:「そうか。宮中で誕生日を祝ってやれず気になっていた。皇太子夫妻が一緒で良かった。」
コン内官:「陛下、宮殿の外でよからぬ声が上がっています。」
皇帝陛下:「何だ?」
コン内官:「恐縮ですが、国民の間で義誠大君様の人気が高まっているそうです。さらには、皇太子を義誠大君に替えろという動きもあります。」
皇帝陛下:「今までの事件を考えれば、当然だろう。」
コン内官:「陛下、このまま見過ごされてはまずいのでは? 声無き世論は怖いですから。」
皇帝陛下:「内官...。」
コン内官:「はい。」
皇帝陛下:「正直言うと、私も義誠大君が皇帝にふさわしいと思う。」
コン内官:「陛下。 なんということを・・・。とんでもございません。」
皇帝陛下:「分かっている。しかし、最近よくそう思うんだ。」
コン内官:「(渋い表情)・・・。」

<皇太后(ヘジョン宮)の部屋>
怖い顔をしてじっと考え事をしている皇太后。
尚宮が「陛下、チュンファ氏がお見えです。」と、声をかける。
皇太后:「通せ。」
尚宮のあとにつづき1人の男性が入ってきた。
チュンファ:「お呼びですか?」
皇太后:「座れ。(男が座ると)お前の力が必要になった。隠密に人を雇うのだ。後腐れがあってはならぬ。」
チュンファ:「はい。」
何かを企てようとしている皇太后だった。

<別荘・シンとチェギョンの部屋>
チェギョンは昼寝中。
寝ているチェギョンの隣りに腰かけるシン。
ところが、シンの髪の毛はゴムで結ばれ、髪留め。顔には化粧が...。
シンはサイドテーブルの上のビデオカメラを取り、テープをチェックする。
・・・と、再生画面にはチェギョンが寝ているシンの顔にいたずらをしているのが映る。
テープに映るチェギョンの声:「2本結びの完成。シン君、唇が厚いわね。」
それを見て初めて気づくシン。自分の顔や髪を触って「よくも」
テープに映るチェギョンの声:「(画面のシンが言ってるように)私可愛い~?」
シンはドレッサーの前に座り、鏡を見ながら、「クソ」と言いながらゴムやピンを外し、ティッシュペーパーで口紅を取る。

シンはサイドテーブルの位置をずらして、チェギョンがカメラに映るようにセッティングしている。
ライトをつけたり消したりして、アングルとライティングをチェックしている。(さすが、映画科。笑)
ビデオカメラの液晶画面にはベッドですやすやと眠っているチェギョンが映っている。

<ビデオカメラの液晶画面>
シンが寝ているチェギョンのそばに座る。
肩に手をおき、チェギョンの髪をなでる。
そしてゆっくりと顔を近づけチェギョンの頬にキスをする。

<別荘・シンとチェギョンの部屋>
カメラ画面のアングルから部屋へと移る。
シンはチェギョンの顎に手を添えてくちづけを...。


カットその2
ガンヒョンたちの部屋。
ガンヒョンとスニョンは雑誌を見ている。
ヒスン:「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰?ヒスンです。」
ガンヒョン:「くだらない。」
と、そこにチャン・ギョンがガンヒョンのそばに近づいてきて、彼女が見ている雑誌を見たあと、ガンヒョンの顔をじーっと見つめる。そしてすぐ前のソファに腰かけた。
チャン・ギョン:「あの・・・、どこに住んでるの?俺は江南。」
ヒスン:「私は江北よ。地下鉄を1時間も乗れば江南に行けるわ。」
チャン・ギョン:「俺の父親知ってるだろ?」(嬉しそうに)
ヒスンだけがうなずき、ガンヒョンとスニョンは「何を言い出してるのか?」というような表情。
と、そこにリュ・ファンがやってきて「カン・インが探してるぞ。」と言いに来た。
チャン・ギョン:「何だよ。今いいとこなのに。わかった。すぐ行くよ。(ガンヒョンに、気取って人差し指と中指をそろえて頭のところに上げ)じゃあまたな。」と。
ヒスンだけが嬉しそうに「またね。」と。
スニョンは気持ち悪いという風に「オェ」って感じの仕草。ガンヒョンはあっけにとられている。
チャン・ギョンは部屋から出る寸前に振り向いてとびきりの笑顔を見せ、ガンヒョンに軽く投げキッスをするようにして出て行った。
ガンヒョンは目を大きく丸く見開いて固まる・・・。
スニョンがガンヒョンに「しっかり、しっかり。」と。


<別荘・シンとチェギョンの部屋>
やっと目が覚めたチェギョン。ベッドの中で大きく伸びをする。
起き上がり大きな口を開けてあくびをして「シン君、シン君(返事がない)どこ行ったの? 部屋を変われば良かった。せっかく遊びに来たんだし。(ビデオカメラを見て)そうだ。これよ。」と。

<ガンヒョンたちの部屋>
テレビの前で、ビデオカメラとテレビをつないでいる。
男の子たちが「何見るんだ?」「テレビ見よう。」というのをスニョンが「静かにしてて」と。
ヒスン:「妃宮様が撮った”皇室猟奇ロマンス”よ。」
チャン・ギョン:「(ヒスンに)猟奇はおまえだ。」少し離れたところにヒョリンの姿も。そしてユルも部屋にやってきた。
チェギョン:「黙って見て。」
テレビに再生画面が映る。
スニョン:「映ったわ。見ましょ。」と。女の子たちがテレビから少し離れる。
テレビにはチェギョンが寝ているところがアップになる。
チェギョン:「私だ。」と驚く。
ガンヒョン:「なんで、あんたが映ってるの?」
チェギョン:「知らない。」(不思議そう)
と、部屋にシンが入ってくる。
テレビを見るとすぐにシンが「見るな!」と叫んだ。が、その時には画面にはシンがチェギョンにキスしているところが...。
みんなは大興奮!チェギョンは慌てて大きなテレビ画面を体で隠す。(もちろん隠し切れない...)
ヒョリンは思わず目を反らす。ユルも憮然とした表情に。
他の子たちは面白がるようにはやし立てる。シンは恥ずかしそうに手で顔を覆う。
カン・イン:「なんで皆に見せるんだ?」
チャン・ギョン:「見せつけてくれちゃって。」興奮さめやらず、拍手するみんな。(ヒョリンとユルは除く)
シン:「そうじゃない。誤解するな。違うんだ。」
チェギョンはビデオカメラを抱えて部屋を飛び出した。

<シンとチェギョンの部屋>
部屋に戻ったチェギョン。
チェギョン:「なぜ撮ったの? 変態? 私をからかうため? 恥かいたじゃない。イヤになるわ。また見る?」とカメラをいじる。


カットその3
宮中にて
チェギョン母:「キム尚宮さん、こんにちは、お元気ですか?何かお困りの祭はいつでもお電話下さいね。それじゃあまた。」と尚宮に駆け寄り話したあと、宮中内の休憩所(喫茶?)に入る。


<宮中・休憩所>
つづき
休憩所で働いているチェギョンの父。
休憩所で働く女性がお茶を出す。
チェギョン父:「(休憩しに来た皇室の職員に)どうぞ。とてもおいしいですよ。中に入っている干し柿は私が選びました。ごゆっくり。」
チェギョンの母がやってきて、職員(女官や尚宮)の一人一人に「こんにちは。」と声をかける。

チェギョンの母がテーブルにつくと、父もその隣りに座る。
母:「順調に行ってる?」
父:「家事に、休憩室の仕事に、私にできないものはない。何でも素早くこなすスーパーマンさ。何の用だ?」
母:「決まってるわ。」
父:「宮殿中の人を加入させる気か? スンレ、もう加入者は残ってないだろう。」
母:「何言ってるの。こんな大きな漁場はないわ。宮殿には人が溢れている。”人tがいる所に保険あり”よ。」


カットその4
休憩所のつづき
チェギョン父:「尊敬しちゃうな。で、今度は誰だ?」
チェギョン母:「今日の最初のターゲットはチェ尚宮。」
父:「チェ尚宮? あの気難しい? でもシングルだぞ。」
母:「何言ってんの?シングルの方が不安なのよ。自由だの何だのって、それは言葉だけ。今日一件決めたら、あなたの就職記念パーティーしましょ。」
父:「記念パーティー?」
母:「そう。」
父:「本当?」
母:「もちろんよ。」
父:「こんな時、チェギョン姫がいてくれたらなぁ。」
母:「チェギョン、どっか行ったの?」
父:「義誠大君の誕生パーティーに行ったよ。」
母:「ふーん。」
父:「娘の顔を見るために、宮廷に就職までした父親は俺くらいじゃないか? 娘思いの父親だろ?」
母:「よく言うわよ。娘と精神年齢が同じなだけでしょ?(父の手をポンとたたいて)一件決めてくる。」と立ち上がる。
父:「頑張れよ。」(母は休憩所を出て行った)

父:うしろに座ってる職員に「イケるでしょ?」と。(飲み物が?)
満足そうに蝶ネクタイを直す父。

場面は東宮殿に変わる。
チェギョン母:「今は未婚でいらっしゃいますけど、将来は結婚して子供もできるでしょう? 人生っていうのは一寸先もわからないものなんです。だから今から保険に入っておけば...。」
チェ尚宮:「我々尚宮は結婚できませんので。」
母:「あらまぁ。 こんなおきれいなのに、結婚できないなんて。信じられない。尚宮は結婚できないんですか? 朝鮮時代はとっくに終わってるんですよ。そんなバカなことあります?」
チェ尚宮:「私は貧しい家庭に生まれ育ってまいりました。」
母:「はい。」
チェ尚宮:「幸いにも皇后様とご縁があり、皇室の奨学金で学校を卒業することができました。私は皇后様の報恩徳に報いる為、宮廷に入ってきたのです。結婚など私にとっては大きな問題ではございません。」
母:「何言ってんのよ。人生の楽しみっていうのはね、愛する人と結婚して突っつきあって、ガキを産んで育て・・・(ハッとして)その・・・子供を産んで育てること。結婚できないなんてひどすきます。」
チェ尚宮:「(微笑んで)私が選んだ道ですので。」
母:「この先端文明の時代に、お嫁にいけないなんて話にならないでしょう? これは立派な労働力搾取よ。それに・・・人権蹂躙(じゅうりん)だわ! 女をバカにした前近代的な考え方よ。今すぐに根絶すべき悪習ですわ。」
チェ尚宮:「しかし修道女や尼も結婚できませんでしょう?」
母:「だめよ。チェギョンが一生暮らす場所で、そんなことが起こってるなんて許せないわ。私が強く建議します。チェ尚宮は私がお嫁に出しますから。」
チェ尚宮:「ご心配なさらないで下さい。」
母:「私を信じて!失礼します。」と言って部屋を出ようとするが鞄を持つのを忘れて戻り出て行く。
チェ尚宮は困ったような表情。

太皇太后の部屋
チェギョン母:「間違ったこと言ってます?(ビックリしてる太皇太后の顔)若くてきれいな女性たちを宮廷に閉じ込めておくなんて。国家として大きな損です。(興奮しすぎたのがのどがつまる)」
太皇太后:「お茶をどうぞ。」
母:「はい。」と言ってお茶を飲む。
皇后は呆れていると言うか困ったような表情でチェギョンの母をジッと見ている。
母:「どこまで言いましたっけ? 変ね、喉が痛いわ。(と自分の両手で首のリンパ線を触る)」
皇后:「30分もお1人で喋ってらっしゃいましたので・・・」
母:「とにかく、私の言うことが正しいと思いませんか?」
太皇太后:「府夫人の話には共感する点も多くあります。尚宮法は古くからの伝統でしたので、そのようなこと考えたこともありませんでした。皇后もそう思いませんか?」
皇后:「おっしゃるとおりです。尚宮法等の内命婦に関わる問題は私が解決すべき問題です。申し訳ございませんでした。」
太皇太后:「いいんですよ。府夫人もこうおっしゃっていますし、今からでも尚宮法を改めましょう。(チェギョンの母に)これで安心できますか?」
母:「お言葉を聞き入れて下さり、感謝申し上げます。でもなんで興奮してたのかしら?」
呆れ顔の皇后。
太皇太后:「尚宮法に関して、お話しされていたではありませんか...(声がだんだん小さくなる)」
皇后は笑いをこらるようにしてお茶を飲む。


<別荘・ユルの誕生パーティ>
チャン・ギョン:「誕生日おめでとう」とグラスを重ねて乾杯する。(ヒョリンとユルと3人で)
ユル:「ありがとう。」
チャン・ギョン:「(カン・インとリュ・ファンに)俺たちも乾杯しようぜ。 シンも。」
チャン・ギョン:「俳優になった気分だ。」
リュ・ファン:「ホントだ。」
ヒョリン:「仮面を被るなんてよく考えたわね。」
ユル:「楽しんでもらいたくて。」
シン:「(あたりをみまわして)あいつは?」ユルもキョロキョロと探す。
するとチェギョンが友人達と向こうからやってきた。
チェギョンはヒスンたちと一緒にろうそくに灯がともったケーキを持ってきてユルの前に置いて「誕生日にはケーキよ。」と。
ユル:「チェギョン・・・」(シンはちょっと不機嫌そう?)
スニョン:「ロウソクを消して。」
チェギョン:「早く。」
ユルがロウソクを吹き消す。女の子たちが拍手。(男の子たちは適当に拍手)シャンパンの栓が開いてポンと音が...。

グラスにシャンペンが注がれ、仮面をとったみんなは乾杯をする。
ユル:「(仮面をつけたまま)今夜は楽しんでくれ。誕生日は口実。卒業前に皆と楽しみたかった。イギリスでは友達が少なくて。」
チェギョン:「私たちがいるわ。(シンに)ようよね?(シンが答えないのでチェギョンの顔がちょっとひきつって)でしょ?」
シン:「(渋々...)ああ。(グラスを差し出して)おめでとう。」と。
ユル:「ありがとう。」とグラスを合わせる。
ユルはチェギョンに小声で「来てくれ。」と言う。
と、ヒョリンが「飲んじゃダメ。」とシンに言った。シンは飲もうと寸前だったが手を止める。
ヒョリン:「桃アレルギーでしょ?」(チェギョンは微妙な表情)
シン:「(グラスをかいで)桃か?」と。
チャン・ギョンがボトルを確認して「桃のシャンパンだ。」
シン:「飲めないな。」と。
ヒョリン:「以前、桃の缶詰を食べたら体中が真っ赤になってね。面白いのは、背中にできた斑点の形がハートだったの。(チェギョンは明らかに不機嫌な表情)おかしかったわ。(笑顔)」
シン:「なかなか消えなかった。」
ヒョリン:「飲んだら大変だったわ。ピーナツアレルギーの話は?」
シン:「まだだ。」横にいるチェギョンがシンを見つめている。
チェギョン:「ピーナツも食べられないの? 私の大好物なのに。(ちょっとイヤミ風で)」そう言うとイッキにグラスの差シャンパンを飲み干すチェギョン。そしてシンのグラスを手に取り「私が飲むわ。」
シン:「飲みすぎだ。」
チェギョン:「桃もとっても好きなの。」と、これまたイッキ飲み。(誰の目にもヤケになってるように映る)

<外のデッキにて>
イスが幾つかおかれ、暖がとれるようになっている。
四角い鉄製(?)の枠の中をチェギョンは棒でつついている。(薪?)
ユルがやってきて「探したよ。何してたの?」と。
チェギョン:「別に...。」
ユル:「ヒョリンの・・・話のせい?」
チェギョン:「ヒョリンは、私よりシン君のことよく知ってる。私は全然。」
ユル:「2人は、2年間親密な付き合いを続けてきたそうだ。2年は決して短くない。」
チェギョン:「そうだけど、でも傷つくわ。私は何も知らないから...。時間が解決するかな?」
ユル:「そうとは限らない。」
チェギョンは深くため息をつき、あたりを何の気なしに見渡す。
するとシンとヒョリンが部屋から出て2人で話しているのが見える。

<仮面をつけたシンとヒョリンが一目を避けるようにして外に>
ヒョリン:「援助をするのは、私に韓国を離れてほしいからよ。」
シン:「気にするな。皇室でも君の人生には関われない。」
ヒョリン:「いいの。前向きに考えてる。先生に迷惑かけたくないし、私の才能を社会的に支援してくれるわけでしょ。」
シン:「それで?」
ヒョリン:「検討中よ。留学のこと考えてる時、ふと思ったの。留学したら、シンは映画、私はバレエをって・・・話してたわよね。(陰でふたりの話を立ち聞きしているチェギョン) その時あなたは、2~3年後に留学すると言った。もし本当に一緒に留学できたらいいのにね。1人は寂しいわ。」
シン:「留学か。したかったよ。」
ヒョリン:「パリで勉強したら、誰よりもいい映画を作れる。」
シン:「2~3年後にパリにいくのが夢だった。」(チェギョンはじっと2人の話を聞いている)
ヒョリン:「そうだと思ったわ。なら・・・」チェギョンはここでこの場を離れてしまう。
シン:「でも、夢より大切なものができた。行くとしても1人じゃない。(ヒョリンは仮面をはずす)今は宮殿を出られない。母上の思惑はともかく、君にとってはいい話だ。パリで夢を叶えろ。」
ヒョリンは何も言わずにシンを見つめる。

茫然としながら、チェギョンはさっきの場所に戻った。
ユルもまだイスに座っていた。
ユル:「シンの好き嫌いは聞けた?」
チェギョン:「彼は私と違うみたい。」
ユル:「何が?」
チェギョン:「シン君は私がいない未来を計算して生きてるの。私は違うのに。彼がいなくなると思うだけで胸が痛むわ。彼は違うの。私とは正反対。
ユル:「あいつを信じるな。君とは合わない。」
チェギョン:「でも腹が立つ。留学の話を黙ってるなんて。夫婦なのに。」
ユル:「君より、ヒョリンがいいのさ。」
唇をかみしめるチェギョン。


カットその5
水面に映る男女の姿・・・
仲良く散歩し、ベンチに腰かけたのは若き日の皇帝陛下と皇太后(ヘジョン宮)。
ヘジョン宮のおでこにキスする皇帝陛下(あくまでも若いとき...)。とても親密そうに見える二人。
・・・ここまでは皇帝陛下の夢。
陛下が夜ふと目を覚ます。隣りに寝ている皇后を見て起き上がりベッドに座る陛下。


<皇帝陛下の寝室のつづき>
皇帝陛下は立ち上がりメガネをかけてソファに座りおでこに手をやる。
皇帝陛下:「なんと生々しい夢なんだ。もう遠い昔なのに。」
皇后が気づいて起き上がり、陛下のそばにやってきて
皇后:「どうしました? 悪い夢でも?」
皇帝陛下:「起こしてすまない。」
皇后:「私も眠れなかったのです。どんな夢を?」
皇帝陛下:「何でもない。」
皇后:「陛下と夫婦の契りを結んで20年が経ちます。長い年月です。今まで、おそばで仕えてきましたが心には近づけませんでした。
皇帝陛下:「どういうことだ?」
皇后:「いつの日か陛下がお心を開いてくれると思っていました。でも叶わなかった。その日を待ち続けながら、私にもあきらめきれない物ができました。私の息子が皇帝になるのを必ず見届けます。それが、息を殺して生きてきた自分への贈り物です。
皇帝陛下:「皇后、それは・・・」
皇后:「どうか、皇太子を温かく見守ってください。お願いいたします。」
皇帝陛下:「・・・。」

<別荘にて>
デッキの薪が燃え盛るのを部屋の中から見つめる一同。
カン・イン:「今度はいつ集まれるかな。」
ガンヒョン:「もうすぐ卒業だし難しいわよ。」
スニョン:「残念ね。」
リュ・ファン「ホントに。もう卒業か。卒業したら社会人になるのか。」
ユル:「たぶん、今みたいに生きていくのさ。」
チェギョン:「いつでもどこでも一生懸命生きればいいわ。与えられた場所で。」
チャン・ギョン:「アヒルは一生、宮殿の中だろ。」
チェギョン:「もしかしたら数年後に自由になれるかも。」
ヒスン:「どうやって自由になるの。そんなの不可能よ。」
チェギョン:「とにかく、ただの希望。」
カン・イン:「”皇太子妃 韓国を脱出”って記事が出たり。」(小さく笑いがおきる)
シン:「妃が宮殿を出るなんて。」
チェギョン:「未来を夢見る権利はあるわ。」
ユルとシンがチェギョンを見つめる。
いつになく真剣な表情にみえるチェギョン。
そして、ふとぼんやりした瞬間、チェギョンはキャンドルの灯に指をつけてしまい「熱い!」と叫んだ。
スニョン:「大丈夫?」
チェギョン:「熱いわ。水ある?」
ユルがすかさず「僕が。」
チェギョン:「私が行くわ。」
ユル:「一緒に行こう。」
チェギョン:「ええ。」(シンの表情が冷たく感じる)
2人はデッキに出るベランダから外へ。
ユルのあとにチェギョンが出たが、レンガと砂利との境目のところでレンガの一片が崩れてチェギョンが体制を崩し、とっさにユルが支えようとするが間に合わず結局チェギョンがユルにのしかかるように転ぶ...。
チェギョン:「大丈夫?(痛がるユルを見て驚き)見せて。ケガしたの?(ユルが怪我した左手に触れて)血だわ。」
ユル:「平気?」
チェギョン:「あなたこそ。痛む?」
ユル:「平気だよ。君が無事なら。薬を塗る。」そう言って立ち上がり、
チェギョン:「待って。」とついて行く。(シンは明らかに不機嫌な表情)

<別荘のデッキ(?)で>
ユルの左手の血が出ているところに絆創膏を張るチェギョン。
チェギョン:「病院に行かなくてもいい?・・・バカね。ケガするって分かってたくせに。」
ユル:「いいんだ。前にも言ったろ。君が苦しむと僕も苦しい。(チェギョンはユルを見つめる)こうしてると、落馬したと時を思い出す。駆け寄ってくれた。」
チェギョン:「あの時は・・・誰もユル君に駆け寄らないから。」
ユル:「あの時、君が走ってきてくれて幸せだった。」
チェギョン:「(うつむきつつ)私のせいでケガさせてごめんね。(ユルから目をそらしたまま)」
ユル:「悪いと思うならプレゼントを受け取って。」
チェギョン:「(ユルを見て)プレゼント? あなたの誕生日よ。」
ユル:「あげたい物が・・・。」
チェギョン:「分かった。」
うつむいたチェギョンの顔を両手で触れ彼女のこめかみにキスしたユル。
チェギョンはあまりに驚いたのか「ユル君・・・」とだけ...。ちょっと怒ったような表情を見せる。
ユルは微笑んで「友達じゃなく、1人の男として言いたかった。 僕の女神になってくれてありがとう。」
チェギョンは戸惑いの表情を...。と、目の前にシンがたっていることに気がつき立ち上がった。
何も言わずただチェギョンとユルを見ているシン。
ユルはため息をつき横を向く。チェギョンは立ち上がったものの何も言わずまた座りシンから目を反らした。
シンがゆっくりと2人に近づく。けっしてシンの顔を見ようとしないチェギョン。
シンは低い声で「来い。」と一言。
チェギョン:「(座ったまま横を向いて)イヤよ。」
シン:「来いよ。」
チェギョン:「イヤ。(シンがチェギョンの手を取るが)イヤだってば。」と。
ユルがチェギョンの腕を取るシンの手を止めて「イヤがってる。」と。
シンはユルに掴まれた腕を振りきり、互いに睨みあうシンとユル。
そして強引にチェギョンの手を引っ張って連れて行くシン。
残されたユルは憎しみの表情で見つめている。

<シンとチェギョンの部屋>
無理やりチェギョンを引っ張って部屋に戻ってきたシン。
部屋に入るとチェギョンの手を放し「他の男の胸に抱かれるどころか・・・ユルが好きか? そんなに心配か?」
チェギョン:「私をかばってケガしたのよ。」
シン:「2人の時間を持つためにわざとケガしたんじゃ?」
チェギョン:「バカ言ってないで、将来の計画でも立てたら?」と言い部屋の奥に行く。
シン:「何だよ?」チェギョンのそばに行くシン。
チェギョン:「2~3年後に離婚して留学するなら準備しないと。」
シン:「留学?(少し考えて)あれは・・・」
チェギョン:「誰と行こうが私には関係ないけど、その時になれば望みどおり実家に帰れるし。」
シン:「お前の望む未来は実家に帰ることか?」
チェギョン:「そうよ。(キツイ目つきでシンを見る) ちょうどいいじゃない。あなたは夢を叶え、私は好きな人と人生をやり直す。」
シン:「(苦笑いして)まさか、お前の人生計画にユルも入ってるのか?」
チェギョン:「何て? 彼をあなたと一緒にしないで。彼は正直だけど、あなたは違うじゃない。正直でないと距離が縮まらないわ。
シンのそばから離れようとするチェギョンを引きとめいきなりキスするシン。
抵抗するチェギョンを強引に押さえつけるようにキスし続けるシン。
チェギョンはシンの肩を押して「何するの!」と怒って叫ぶ。
シン:「僕は夫だ。」
チェギョンはシンの頬をおもいっきりビンタして「最低な男!」と呆れ顔で言い放ちいってしまう。
シンの表情がみるみる恐くなり彼は壁をこぶしで叩いた。


カットその6
いつものテディベアは、クローゼットかれ出てきたチェギョンが素っ裸で立ってるシンを見てしまったところ。
仮面をつけたシンとヒョリンが話しているところを、陰からチェギョンが聞いている。という場面。
ユルがチェギョンにキスしたところ。そしてそれをみているシン。

本人たちのセリフ入りで、テディベアによる、これまでのストーリーをダイジェストで表現。

***************************************************************************************************************************************************************************************************************

前半と後半でこうも関係が変化するのかと思うほど起伏の激しい18話。

この回は、チェギョンの心情がまず気になりました。
前半はシンの裸を見ちゃったり、シンにいたずらしたビデオを皆に見せるつもりが
思いがけないシーンを披露したりと、ドッキリ・ドキドキのチェギョンでしたが、
夜になってユルの誕生会が本格的に始まって以降は、
心に沸き起こる感情をいつになく抑えられない彼女。
ヒョリンの言動にイライラを隠せず妙につっかかるチェギョンまではまあ仕方ないとして、
シンとヒョリンの会話を中途半端に聞き、大きな誤解をしたまま
シンとの関係をどんどん悪化させてしまったのは、彼女自身にも非があると思ってしまう。
会話を聞いてしまったのなら、ちゃんと最後まで聞けばよかったし、
シンに対する不信感があるのなら、直接問いただすことも可能なのに...と。
話を最後までちゃんと聞かずに、わあわあと騒ぎ立てるタイプに映ってちょっとげんなりな私。^^;
そういう意味ではシンもシンで、チェギョンの話してることと自分の気持ちに矛盾点を感じるならば、
強引なキスで抑え付けようとせず、こういう時こそクールに、
ちゃんと話し合うべきなのになあと...。
オトナなように見えて、やっぱりまだまだ子どもなのよね。(苦笑)
いえ、恋心にオトナもコドモもなくて、目に映るコト。耳で聞いたコト。それが全てになって
自分の感情が脳を支配して、冷静さを失うものなのかもしれませんね。
シンの目に映ったのは、ユルのキスを受け入れている(ように見える)チェギョンの姿であり、
チェギョンの耳に残るのはパリへの留学を夢見るシンの言葉からの、
自分には隠しているシンの本当の気持ち。(だけど、本当の気持ちはまた別なのに...)
そういうものに心を縛られて、本当に伝えたい自分の心を素直に見せられない...。
2人にとってはなかなか辛い展開ですね。

ヒョリンの言動に不快感を持たれる人もいるかもしれませんが、傷心の彼女の前で
シンに「あーんして・・・・」と平気でやっちゃったチェギョンのことを思えば、
あの誕生会でのシンのアレルギーに関する指摘は、
モトカノとしての最後の見栄とでもいうのでしょうか?
まあ、ちょっとした対抗心って感じかな。
彼女自身は実際にはシンを諦めきれずにはいるのでしょうが、2人で留学のことを話し、
シンの口から本当の気持ちを聞けたことで、再出発できるんじゃないかなと感じました。

ユルは、とうとう自分の思いを行動に移して表してしまったけれど、哀しいかな、
彼の恋が一人相撲であるということが、チェギョンの表情からわかります。
チェギョンがシンのことで落ち込んだり、怒ったりするのは彼女がシンを愛しているからこそ。
そのことに気づかぬフリをしてなのか、一見、チェギョンと接近したかに見えるその関係が
実際には関係と呼べるものでもなんでもないんですよね。

ユルは「愛は動くものだ」と言い、ヒョリンは「愛は2人でするもの」と。
その言葉を借りれば、
シンとチェギョンがそれぞれ、相手の言動に一喜一憂し揺れ動く姿にわずかにも愛を見出し、
頑なになり、まわりと自分が見えていないユルには思慕の情は感じても
それが本当に愛なのか? そう思ってしまう。

韓ドラを見ていてよく思うことですが、
ひとつの恋愛が終わり、終わってしまったけれども好きだった人を、
女は新たな恋で「上書き保存」するのに対し、
男は『名前を付けて保存』(別名保存)する傾向があるなーと。
そういう視点で見れば、
シンの中ではヒョリンという恋は、それとして別名保存され、
今はチェギョンという恋のファイルが開かれている状態。
チェギョンにとってはその時の恋が全てだから、
シンの中にヒョリンのファイルがあることに嫉妬し、不安になるのです。
逆に、シンは自分の中にヒョリンとチェギョンのファイルが存在するがゆえに、
チェギョンの中にもシンという自分のファイルの他に、ユルというファイルも当然あって、
今、チェギョンの中で開いているファイルが自分ではなく
ユルのファイルなのかも...という思いがおきて不安になる。
お互いに好きなのに、どうしようもなく沸き起こる不安感とはそういうものなのかなと...。

チェギョンがシンに言った「正直でないと距離は縮まらない」は、彼女自身にも言えること。
相手には求めるだけ求めるけれど、自分から与えない(素直じゃない)のは、仮に
”愛”にレベルがあるならば、まだまだ初級といったところでしょうか...。

”愛のレベル”ということで言えば、皇后の陛下へに対する思いが
想像を超えていたことに驚きでした。
陛下の心の奥の奥に封印されているヘジョン宮への思慕を知りながらも、長きに渡り、
夫に仕えてきた皇后。
常に”皇后としての貴賓と威厳”を保ち続けてきた彼女は、まず誰よりも自分に厳しい人であったのだと感じました。
逆に、皇帝という地位に就きながらも、どこか弱い何かを感じてしまったのが皇帝陛下。
何かコトが起きたときに、真っ先に”ハラをくくれる”のは”女”なのかもしれません。

カット場面のことを言えば、カットその1の太皇太后の何気ない言葉が、
後々の出来事と通じるものがあるのでここが見られないのはちょっと残念。^^;

前半をコメディタッチで楽しく見られた分、後半は「掛け違えたボタン」・「噛みあわない歯車」で、
この辛い展開がつづく下り道は、まだまだ続きそうです。


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tomatoma

お疲れ様です。ジェットコースターみたいな18話ですね。寝ているチェギョンの頬に自分がポッポするところをビデオに撮るって、よっぽどの愛情表現か変態か???いたずらじゃないじゃない?あれをシン君はどうするつもりだったのかな?ヒョリンには”夢と同じくらい大切なものができた”と口にだしているのに、チェギョンには言えないし、行動にもうまく表せてないんですね。本当にこんなに深く人を好きになったのが初めてなんですね。
 シン君の行動・・・・シンママ的で自分の感情表現をおさえてしまう
 ユル君の行動・・・・ユルママそのもの・・手に入れたいものへの執着
やはり、遺伝子でしょうか?
DVDもきたのでじっくり繰り返し、見ていますがやはりこのレビューで復習することでより理解しやすくこれからも参考にさせていただきます。
by tomatoma (2007-03-13 10:16) 

パンプキン

tomatoma さん、こんにちはー。^^
> シン君の行動・・・・シンママ的で自分の感情表現をおさえてしまう
 ユル君の行動・・・・ユルママそのもの・・手に入れたいものへの執着・・・
上手い!そのとおり!納得!
まさに遺伝子ですよね。(笑)
おっしゃるように感情をしまいこむシンと
自分の感情を押し出してくるユルと。
なかなか興味深い考察でホント納得!(^_-)-☆
by パンプキン (2007-03-13 16:08) 

らびしゃん

こんばんわ!
前半をコメディで笑わせて、後半は泥沼に足を入れ落ちていく、まさにジェットコースターのようですね。
レンタルの9巻、10巻が手元にあるので、今回もパンプキンさんの鋭い考察が新しいドラマを見るように役に立ちます。

立ち聞きするなら最後まで聞きなさい!と言ってやりたくなるほど、途中までしかシンの話を聞かずに勝手に思い込んで怒っているチェギョンに腹が立ってきます。

不意打ちとは言えユルのキスは拒否せずに、シンのキスは拒絶したことでシンを傷つけたとも思わないチェギョンが、ユルが引いたレールの上を暴走していくから、シン君の視線になってチェギョンを怒ってます(笑)
せっかく笑顔を見せるようになったシン君の悲しそうな顔が多くなってくるのが辛い…。

またいつものようにトラバとリンクさせてもらいますね^^
by らびしゃん (2007-03-13 22:39) 

パンプキン

らびしゃん、こんにちはー。^^
いつもありがとうございます。

>立ち聞きするなら最後まで聞きなさい!と言ってやりたくなるほど、途中までしかシンの話を聞かずに勝手に思い込んで怒っているチェギョンに腹が立ってきます。
不意打ちとは言えユルのキスは拒否せずに、シンのキスは拒絶したことでシンを傷つけたとも思わないチェギョン・・・

そうそう!そうなのよー!
そこはねぇ、ホントそう!

ストーリー上、ちょっと強引ではあるなぁとは思いつつ、
いつものように、というかお決まりで、
立ち聞きは最後まで聞かずに勝手に思い込んじゃって、
これが、結構引きずってこのあとの展開につながっていくかと思うと
ほんとイライラの部分ですね。(笑)

この「立ち聞き」っていうシチュエーションは
時には良い方にも使われますが(・・・立ち聞きで初めて本当のことを知ってみたいな)、今回は最悪な方向に進めるために使われたパターンですよね。
まあ、韓ドラは得てして後者が多いですが...。^^;

この「宮」では基本的にはチェギョンが主役として、前面にきていて悩んで泣いたり笑ったりしていますが、
この18話辺りからは
皇太子シンの心情もより強く打ち出されるように変化してきてると思います。
やはり、ドラマの好評により延長された背景にシン(チュ・ジフン)の存在が大きいからなのでしょう。
視聴者が最初はチェギョンへの思い入れが強くなるように(同情するように)進んで来たストーリー展開が、今度はシンへと向けらるように
変わってきているように思います。
by パンプキン (2007-03-14 11:23) 

麗音

こんばんわ(*^_^*)
 
そっかぁ・・・そうなんですよね。
このドラマの延長の影にはシン君(チュ・ジフンの影あり・・・)うなずけます。

みんな同じ思いでドラマを見てますね。嬉しくなっちゃいます。
わざわざ話を立ち聞きするなら最後に「ヤァー!!ッ」と殴り込んでいく勢いで最後まで聞いてほしいこの18話。
あんなに素直な16話はいったいどこへ行ったのか・・・・??

それにしてもチェギョンを取り巻く3人娘、シン君の周りの3人花美男。
いい味出してきてますよね~。
それぞれの思いが相まってどきどきが増える一方の「宮」ですが、カットされることも多い、お友達シーンは大好きです!

先を楽しみにじっくり、じわじわと味わっていたいと思います。
しかし今回のパンプキンさん、 
シン君の「名前を付けて保存」、ヒョリンの「上書き保存」には恐れ入りました。
by 麗音 (2007-03-15 01:37) 

Mrs.Ree

おはよ~です^^

18話の前半部分はほほえましいかんじのふたりなのにね。
ふたりでいつから同じベッドでお昼寝しても平気になっちゃったのかしらね~^^;
シン君がチェギョンのほっぺにキスしちゃうのて、思わず「愛しい」気持ちの表れなのかな~なんて^^;
それに皇太子にあんなイタズラ出来るのはやはり、「妻」じゃなきゃムリよね。
後半部分は・・
そーなんだよね。
まだまだ子供なんだよね~。
それがドラマを面白くしてるんですけど・・(苦笑)
by Mrs.Ree (2007-03-15 08:23) 

パンプキン

麗音さん、こんにちはー。^^
>後に「ヤァー!!ッ」と殴り込んでいく勢いで最後まで聞いてほしい・・・
本当にそうですよね!そういうキャラでも全然OKなチェギョンなのに、
妙に卑屈です。^^;
シンの気持ちはその前まででも十分伝わったんじゃなかったの?と
言いたくなりますよね。(あのビデオのポッポはなんだったのぉ~?)

主役達の影に押され気味ですが、お友達たちはこの回は頑張ってましたよね。(そのあたりに触れるのすっかり忘れてました。m(__)m )
特に、アヒルだと思っていたのに白鳥だと胸をときめかせるあのお坊ちゃまには笑わせてもらいました。^^
今後、ストーリー的にキツイ展開にあっては和みのシーンとなる彼らの場面が、カットの対象になるかもしれないのは寂しいです。

「終わった恋の保存法」については前々から思っていたんですよ。
このドラマに限らず・・・ですが。
一概にはいえませんが、女は切り替えが早く、男は引きずるといわれるのは、そういうことなんじゃ?と思う次第です。^^
by パンプキン (2007-03-15 14:42) 

パンプキン

Mrs.Ree さん、こちらにもありがとうございます。^^
そうそう、いつのまにか一緒に寝るのは平気な2人です。(笑)
やっぱりあの新婚旅行以来でしょうか...。
前半を見ても、シンの気持ちがチェギョンにあることは
疑う余地がないのに、強引に(?)、信じられないというように
持っていっている感はありますよね。
そろそろ、ヒョリンが何を言ってもシンを信じられるチェギョンであって欲しいところですが、まだ一波乱も二波乱も起こしたいって感じです。^^;

変なトコはオトナで、ココはってところはコドモ...そんな感じですね。
ユルはある意味純粋すぎて、そこはそんなにストレートに言っちゃイカンだろうってところもあるし...。

ドラマをこれだけ語っちゃう私達もすごいですけどね。(爆笑)
by パンプキン (2007-03-15 14:52) 

topazu

パンプキンさん、こんばんわ。

今回も「そうそう、その通り!!」と思いながらパンプキンさんの解説&
みなさまのご意見読ませていただいてます。

ドラマをこれだけ語っちゃう私たちもすごい・・正にですね。
私も韓流ドラマ仲間と、いまDVDが届いたので回し見をしていて、
あらためてあそこの台詞はどういう意味か、シンくんの思いは何かなんて
語り合っています。ここまで私たちを熱くさせる「宮」にほんと感動します。

さて、この18話。シンくんになってしまって見ている私は、チェギョンが苛立たしい。結婚当初のシンくんを思えば、いまのこのシンくの変わり様を「愛」だと気づいて欲しいのにぃ。もうチェギョンのバカたれ!!
シンも丸くなったよなと友達君にも言われてたけど、自分のことしか考えなかったシンくんが、あ~んしてって言われて食べてるのに、キスしてるのに
チェギョンは何を求めてるの?なんでシンくんを信じないかな?
まあそれはパンプキンさんも言ってらっしゃるように、子供なんでしょうね。

ここからは、シンくんの笑顔はほとんど見れなくなりますね。
切ないな。
by topazu (2007-03-18 23:08) 

パンプキン

topazuさん、こんばんはー。^^
>私も韓流ドラマ仲間と、いまDVDが届いたので回し見をしていて、
あらためてあそこの台詞はどういう意味か、シンくんの思いは何かなんて
語り合っています・・・
羨ましいですねー。やはり直に語り合うと盛り上がりも違いますよね。

そう、一言でいえば”こども”なんですが、
それでも...ですよね。

>結婚当初のシンくんを思えば、いまのこのシンくの変わり様を「愛」だと気づいて欲しいのにぃ。もうチェギョンのバカたれ!!
シンも丸くなったよなと友達君にも言われてたけど、自分のことしか考えなかったシンくんが、あ~んしてって言われて食べてるのに、キスしてるのに
チェギョンは何を求めてるの?なんでシンくんを信じないかな?・・・

私の感じてるもどかしさをわかりやすくおっしゃってくださっていて、
まさにその通り!
シンのひとつひとつの行動をみてるだけでも、
彼の思いがチェギョンにあることは間違いないのに、
それでも尚、彼を信じようとしないチェギョン。
彼女が望んでいるのはきっと、
ヒョリンとのことをちゃんと彼の口で自分に語って欲しいのでしょうけれど、
それはやっぱり時間が経てばシンだって出来るでしょうけれど、
まだつい最近のことですからね。
で、挙句には立ち聞きして、最後まで聞かずに勝手に思い込んじゃうという
最悪のパターンを向かえちゃうんですが...。
シンの性格を全く知らない訳でもないし、2人の間には確かに心の交流もあったはずなんだから、とにかくもう一度信じる心を取り戻して欲しいと
願うばかり...。でも事態は益々悪化してしまうんですよね...。><
2人の笑顔はしばらくお預けですね。
by パンプキン (2007-03-19 00:48) 

hiro

パンプキンさんごめんなさい。
17話のヒュリンは凛々しくて好きです。
17話のコメントに18話のコメントを載せてしまいました。
(でも、ヒョリンのとこだけですけど)

私はチェギョンの気持ちわかります。
たぶん若い頃の私はあんな感じでした。
いままでシンとヒョリンの事で、ずっと悩み苦しんできたので
もう元気パワーが残っていないんですよ。
シンは態度で気持ちを表してはいるけど、はっきり好きと一言も
チェギョンには伝えてません。16話で言っておけばよかったのにね。
幼いチェギョンにそこを理解するのは、ちょっと無理かも。
言葉はとっても大切ですよね。
by hiro (2007-05-12 18:15) 

パンプキン

hiroさん、そうそう、17話で凛として決意したヒョリンなのに、
この18話では「私はシンのことは何でも知ってます」光線を出してチェギョンを刺激しつつ、留学のことを持ち出して(まあそれはいいんですが)
シンへの未練を感じさせるところがイヤでした。

>シンは態度で気持ちを表してはいるけど、はっきり好きと一言も
チェギョンには伝えてません。16話で言っておけばよかったのにね。
幼いチェギョンにそこを理解するのは、ちょっと無理かも。
言葉はとっても大切ですよね。・・・
そうなんですよね。
言葉ひとつでチェギョンの心が晴れたり曇ったりするんですよね。
そこはチェギョンもそうですが
シンも結局は幼いんでしょうね。
ホント、思いを口に出すか出さないか、大事なことなんだなーって思いますね。
by パンプキン (2007-05-12 22:47) 

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