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韓国映画「夏物語」 [映画の感想]

夏物語  水曜日の午前中だからとはいえ、このスクリーンの前にはたくさんの人。
  言わずもがな、女性ばっかり。^^
  あらためて、イ・ビョンホンの人気を実感。
  昨年、「甘い人生」(’05)で百想芸術大賞の主演男優賞を受賞した彼が
  次に選らんだ作品。
  私としては、”韓流スター”という呼称よりもむしろ、
  俳優・イ・ビョンホンとして挑んだ
  ある男が歩んだ生涯忘れえぬ恋物語・愛のかたち を堪能。

時は1969年夏、大学生のソギョン(イ・ビョンホン)は農村活動で訪れた村で、
スエ演じるジョンインと出会い、やがてふたりは恋に落ち、
時代の波に遮られて、別れを余儀なくされる。
ソギョンは生涯を独身で通し、彼女を探しつづけていたのだけれど...。




ドラマ「第五共和国」で最初に暗殺された大統領が長きに渡り権勢をふるうのだけれど、
その”時代”と、それよりは前を描いた、ドラマ「ソウル1945」(後半あたり)が頭に浮かぶ。
韓国の人なら当然知っていることがベースにあるので、
純粋に愛し合うふたりが、なぜ別れなければならなかったかというのを理解するためには
当時の韓国の時代背景を知る必要があり、
公式HP( ABOUT THE MOVIE →” 『夏物語』をもっと知るためのトリビア ”) は
とても参考になるのでオススメです。(HPはこちら

スエのちょっとワケありの感情を押し殺したようなところと、
イ・ビョンホンのいい意味で肩の力が抜けた、当時としては政治に関心のない男子学生の雰囲気が、とてもいい。
「死ぬ前にどうしても会いたい昔別れた女を捜す」という名目で
現代と、過去の思い出を巧みに交錯させながら、
ソギョンとジョンインのひと夏の恋物語を語るという手法は、オーソドックスかもしれないけれど
それがこの映画の雰囲気にピッタリしてたと思う。

現代に登場する若い女性にイ・セウン(「チャングムの誓い」・「頑張れ!クムスン」)、
そしてその上司役にチョン・ソギョン(「王の男」)が演じているけれど、
あまりにも映画に溶け込んでいたんで、顔はわかっても何に出演していたかがすぐにわからずに
ちょっと悶々としてしまったわ。(笑)

あの時代でなければ・・・と思わずにはいられないのだけど、それはそうとしておいて、
最後のところでのジョンインの穏やかな笑顔の中に、誰にも真似できないような
強い愛を感じ、心が熱くなるのでした。

興行収入的には、韓国も日本もイマイチなのかもしれないけれど、
映画としての満足感は十分にあると思うわ。^^






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コメント 6

ko

パンプキンさん、こんにちは!
「夏物語」の映画の感想、読ませていただき、感動!!
私のような盲目的な冷静さが欠如しているファンは言葉にできないようなところを、スッと書いてくださって、うれしいです。
うちのブログでもパンプキンさんのこの素敵な感想を紹介させてもらってもいいですか?
by ko (2007-02-07 21:54) 

パンプキン

koさん、こんばんはー。^^
素敵と言われるとかなり気恥ずかしいですが、紹介していただけるのは
嬉しいです。
そちらにTBさせていただこうかとも思ったのですが、
koさんのところは「夏物語」で溢れてるので(笑)
迷っちゃいました。
ビョンホン氏がスエを推薦したのかしら?(と、何かで読んだ記憶が..)
このお話にとってもピッタリだったと思います。
by パンプキン (2007-02-07 22:20) 

こんばんは。
観に行かれたのですね。

本当に この映画は時代背景を知らなければ 入りにくい理解に苦しむ
部分が多々ありました。
それにしても その時代、日本は??
あまりの違いにいまさらながら 驚き、文化の違い 考え方の違い、
今感じるその違和感の元を知った気がしました。

韓流スター、それが邪魔して かえってよさが伝わりにくかった、そんな気がして残念です。
まったく無名の人が出ていたらもっと受け入れられたかも。
いや、そうはいかないかな? なんて。^^;
by (2007-02-08 02:00) 

パンプキン

kurumi さん、おはようございます。^^
そうですよね。今では想像がつかないような時代だったと思います。
実はあの当時の日本も学園紛争の真っ只中。
韓国だけじゃなく日本の大学生も熱く語り行動していたんです。
もちろん、日本や韓国だけじゃなく世界的にもそんな時代だったようです。
と、同時にビョンホンが演じたような青年も実際に多かったでしょうから
ああいった時代に生きる中で望まずしてその波に巻き込まれたというお話はむしろとっても自然なことに感じました。
闘争心むき出しで熱く語る男が、田舎で出会った娘に出会って恋をして
いきなり愛に生きるって方がよっぽどベタな作りって気がしますもん。(笑)

ビョンホン氏自身はとてもオーラのある人だし、スターと呼ばれることは
当然だとは思いますが、私は役者・イ・ビョンホンというスタンスで
見つめたいなーと思うんですよね。^^
by パンプキン (2007-02-08 08:46) 

poppins

パンプキンさん、こんばんは!

私も、久しぶりにいい映画を観た!という感じです。

>現代と、過去の思い出を巧みに交錯させながら、
交錯のタイミング、映像の美しさ、アングルがとても気に入りました。
韓国の時代背景は、深いところまで理解が難しく思いましたが、時代に引き裂かれた2人の愛の深さに涙がとまりませんでした。

やっぱりすごいビョンホンssiの演技力と、少し陰ある耐える女のイメージが強いスエssiが、作品にピッタリでした。

意外だったのは、エンドロールで流れる、藤井フミヤのエンディング曲に実は違和感があるのでは?と思っていたのですが、字幕見ながら、分からない韓国語の字幕を負うよりも、日本語曲で、ちゃんと理解できる藤井フミヤの歌が心地よく感じました。感動の余韻が長かったように思います。そして自然に受け入れることができました。
by poppins (2007-02-08 22:52) 

パンプキン

poppins さん、こんばんはー。^^

>ビョンホンssiの演技力と、少し陰ある耐える女のイメージが強いスエssiが、作品にピッタリ・・・
本当、同感です!
今となってはスエ以外には思いつかないほどしっくり来ていますよね。

エンディング曲に関しては実は私は否定的な方でしたが
poppins さんがおっしゃるように確かに日本語曲の方が
理解ができていいのかもしれませんね。
だいたいが、その映画を総括するような形で音楽が流れますしね...。^^
そういわれて見て思い出したのが、映画「あなたを忘れない」のこと。
日本の映画ですが、やはり日本の曲のほかにも
韓国の曲(勿論ハングル)がたくさん使われていました。
日本にきた韓国の青年の心情を表すのには当然ですよね。
で、ラストはというと槇原 敬之氏の曲。
歌詞にこめられた思いに涙が出ます。

ということで、日本で上映される韓国映画でオリジナルと違って
エンディング曲を日本の曲に差し替えられるパターンが多いその理由が
poppins さんのコメントにあるようなコトなのかなーと思った次第です。^^
by パンプキン (2007-02-09 00:26) 

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