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韓国ドラマ「ソドンヨ」 [韓ドラタイトル(ア~タ行)]

半年以上の時間をかけて放送された全55話の「ソドンヨ」(韓国SBS)について。
KNTVでは今月の初めに最終回を迎えました。
とても気に入って見ていたドラマだというのに、なかなか手をつけられずにいましたが
ブログ仲間に背中を押してもらい(笑)、やっと記事にすることが出来ました。
なぜ今まで躊躇していたかというと、55話という長い話にあって、
主人公の波乱万丈な人生を語るのはとても難しかったから...。
どこまで多くを語ることが出来るか不安ではありますが、私なりに紹介を。
ネタバレしていますのでご注意ください。(長いです。^^;)



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主な出演:チョ・ヒョンジェ(チャン(ソドン)役/百済の威徳王の四男・武康太子<ムガンテジャ>
                                                        後の武王)
      イ・ボヨン(ソンファ役/新羅の姫)
      リュ・ジン(サテッキル役/本名はキム・ドハム )
      他多数 ・・・なので、KNTVのHPで確認を...^^;→放送終了のドラマのところをご覧ください。

 

キム・ヨンヒョン作家とイ・ビョンフンPDのコンビによる『大長今(チャングムの誓い)』チームの作品で、三国時代の百済の武王を描いたもの。

百済の威徳王と宮廷に仕える踊り子の間に生まれたチャンは自分の出生の秘密を知らないまま、宮の外で平民として母と暮らしてきた。
チャンの将来を案じ、百済の博士・モッラスに彼を託す母。
後に百済の政治的問題によりモッラス博士は新羅の山奥に仲間とともに逃れ”空の蜂”という
大学舎(工房)を作る。(チャンの母は新羅に逃れる際に敵対するプヨソン(威徳王の甥)の手下に殺される。)
モッラス博士のもとで様々な教えを会得しながら後に百済宮に戻り、紆余曲折を経て
第30代百済王の武王となる。
身分を知らずに育った男のサクセスストーリーではあるけれど、それに加えて、
百済の男(チャン)と新羅の姫(ソンファ)が子どもの頃の恋心を育てながら、やがては
生涯ただひとりの相手としてその愛を成就させていく物語。

「ソドンヨ」を起承転結であらわすならば、
<起>・・・チャンの出生の秘密を含む子役時代(ソンファ姫との出会い
<承>・・・新羅での”空の蜂”時代(ソンファ姫との再会)
<転>・・・百済に戻ってからチャンが自分の出生を知るまで(ソンファが姫の身分を捨て百済へ)
<結>・・・自分が百済の皇子(四男)と自覚後から王になるまで(ソンファのサポート結婚へ)
に分けることが出来る。

チョ・ヒョンジェ演じるチャンは、誰が自分の父親なのかを母から聞かされることはなく、
自分が威徳王の四男であることを表す夜明珠という首飾り(王の皇子しか持っていないはずのもの)を、その意味もわからず持たされる。
もともとやんちゃな性格だったチャンだが、母の死後は悲しみのため素直になれず
モッラス博士をはじめ仲間にも迷惑をかけてばかり。けれども
時を経て徐々に彼自身に備わる王の血筋としての潜在能力を、博士の指導の下に発揮していくようになる。(もちろん彼が王の四男であることは彼自身含めまわりの人間は知らない。)
天の導きのように百済宮に入った後は、様々な逆境を乗り越えながらやがて
己の出生の秘密にたどりつき苦悩する。兄の阿佐太子の暗殺をきっかけに、
以降を百済の後継王子として生きる道、民のための政治を行う王になることを決意。
父である威徳王の後に王となったプヨソンからの王座奪回をめざす。
チョ・ヒョンジェがソンファとの愛を貫き通すチャンを熱演。
王座への意思を確固たるものにしてからの指導力ある表情がとても凛々しい。

新羅のソンファ(イ・ボヨン)は活発な姫。偶然出会った身分の低い男の子(チャン)に興味を持つ。
幼い頃の淡い思いを大人になるまで忘れずにいた。
チャンとの再会後、身分違いの恋に消極的なチャンに対し、本来の自由闊達な性格からか
彼女は自分の気持ちに正直に突き進む。
やがて二人の間には身分以外にも国を越えた障害があるとわかるが、姫という立場を失ってでも
危険を顧みず、愛するチャンのもとへ。
新羅の姫ということを隠し、隋の商団の娘として百済王室と取引するようになるが、
チャンが四男であるとわかってからは、彼が王座につくために資力を尽くす。
チャンとプヨソンとの闘いの混乱時には新羅に姫として連れ戻されるが、二人の思いは強く
チャンが百済王となった後、新羅王に両国の和議とともにソンファ姫を妻として迎えることを
正式に申し入れ、晴れてソンファはチャン(武王)の后となる。

このドラマではモッラス博士は百済の知識の最高峰として、またチャンの師匠として重要な役割を果たすが、リュ・ジン演じるサテッキルもまた、チャンとソンファに関わる欠かせない存在。
サテッキルの本名はキム・ドハム。新羅の花郎(王に仕える身)で、子どもの頃にソンファに思いを寄せ、新羅王のために、百済の”空の蜂”に身分を隠して潜入しその技術を盗むことを約束。
将来はソンファとの結婚を望んでいたからだった。
けれども、やがてソンファとチャンの関係を知り苦悩する。
ソンファが新羅を捨てて百済に行ったことが原因で実家が滅亡し帰る場所を亡くすが
結局百済の宮廷にサテッキルのまま入宮することになる。
チャンへの憎悪をつのらせる彼は、師であるモッラス博士やチャンとは対立するプヨソン側につくようになり、もはや新羅には戻ることが出来ないため百済での出世をもくろむ。
愛するソンファへの未練を秘めながら、意に反してモッラス博士と対立していく姿は哀しいものがある。チャンが指摘するように、彼は常に取引の中で我が身の損得を計算してしまう傾向があり、
自身の破滅は結局は自分が選択してきたことの結果なのかもしれない。
思うようにならない人生を歩む役が続くリュ・ジンの好演にも注目。

当時の百済の宮廷内での争い(後継者争いや貴族との力関係など)とともに、
政略結婚が当たり前の時代にあっては、ソンファとチャンのゆるぎない純粋な愛の行方を、
ドラマチックに表現。
また、『大長今(チャングムの誓い)』チーム作品ならではの、おなじみの俳優陣の
”技あり演技”がドラマを一層楽しませてくれる。


さて、最後になるけれど、これまで書いたチャン・ソンファ・サテッキルの三人に
引けをとらないのがプヨソンの腹違いの妹・ウヨン姫(ホ・ヨンラン)だ。
チャンを四男とは知らずにいつしか愛し、ソンファにも劣らぬ思いで彼を必死に守りぬく。
どんなに思ってもチャンの気持ちは自分には向かない。
ウヨン姫の無償の愛に胸を打たれる。

姫という立場も捨ててしまえるソンファと一族の運命よりもチャンを選ぶウヨン。
本来なら時代の波に流されてしまうであろう、この二人の強き愛があってこその
チャン=武王なのだ。
機会があれば是非どうぞ。





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コメント 4

Mrs.Ree

おはよ~です^^
早速、ありがとうです。
パンプキンさん風にいうと「転」からは、それぞれの苦悩・運命・選択に
涙ながす場面もあり、あれよあれよという間に55話見ちゃったて感じです(笑)
ウヨン姫(ホ・ヨンラン)は報われない愛ですよね。
ギル(リュ・ジン)も今までは、なんだか憎めない悪い人だったのに・・(笑)
臨終の時、やっと彼の平穏で安らかな日々が始まるのかな・・て思いました。
最後は・・・そうくるか!と思いました(笑)
by Mrs.Ree (2006-10-19 09:05) 

パンプキン

Mrs.Reeさん、こんにちはー。[にこっ]
正直なところ前半は面白いと思いながらタラタラと見る感じだったのが、
後半、は前のめり状態(笑)でした。
ヒョンジェくんとボヨンちゃんのラブラブシーンはお腹いっぱい状態ではありましたが、まあアノ時代に自分の思いを貫き通すのは勇気のいることでしたから
もちろん応援はしていましたが、
と、同時に報われない方のリュ・ジンとホ・ヨンランの二人の演技が切なく感じましたね。
最終回が以外にもすんなりとは終わらなかったのはちょっと驚きましたね。
おとぎ話から現実に引き戻されたような感があります。
でも、二人の間には何物も相容れない強い絆があったことだけは変わらないこととして受け止めました。^^
by パンプキン (2006-10-19 15:06) 

ムーミン

 パンプキン様、お久しぶりです!!
 最近、母の友人にDVDをお借りして、視聴しました。はじめの方、ソヌァ姫がどーも見るに耐えなくて、挫折しそうでした。ただのわがまま娘にしか見えなくて。しかし新羅を追い出され、百済で商人をしながらソドンを支えていく姿...恋慕の力のすごさを感じさせてくれました。ペイン(廃人)とまではいかないですけど、ハマりました。ポ・ジションさんがうたう”ハミル”って曲をバックに、ソヌァ姫...亡くなってしまいましたね。こんな結末、悲しすぎます。正直なところ、こんな終わり方するなんて、思ってもみませんでした。
by ムーミン (2007-07-22 11:22) 

パンプキン

ムーミンさん、こんばんはー。^^
そうですね。ソファ姫は最初はホントにただの”お嬢様”でしかありませんでしたが、彼を愛しぬくなかで、たくましくなっていきましたよね。
アノ時代、自分の生まれ育った国や立場を捨ててまで
愛に貫く生き方するのは容易じゃなかったはずと思いますから尚更です。
ラストは意外にもあっけなくといった感がありますよね。
もともと史実とは違う次元でファンタジックに作り上げてきたのですから
その路線で終わらせてもいいのに...とは思いました。(笑)

しばらくご無沙汰していた間に、ムーミンさんもブログを始められたのですね。(^_-)-☆
私もお邪魔させていただきたいと思いますのでよろしくで~す。^^
by パンプキン (2007-07-23 23:05) 

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